三菱重工業(MHI)と千葉工業大学(千葉工大)は9月25日、共同で記者会見を開催し、原子力分野向けロボットの開発・生産について、技術協力協定を締結したことを発表した。今後、MHIは千葉工大のライセンスを受け、同大が開発した新型ロボット「櫻弐號(サクラニゴウ)」の生産・販売を行っていくという。 「櫻弐號」は、福島第一の原発事故に投入され、建屋内の状況把握に貢献した「Quince」で得られた知見をベースに、千葉工大が新規に開発したロボットである。メインクローラに覆われた本体に、4本のサブクローラが付くというスタイルはQuinceと同様。センサなどを50kgまで搭載でき、傾斜45°の階段でも昇降が可能な高い走破性能を持つ。 全長は720mm(サブクローラ収納時)/1,040mm(同展開時)、重量は48kg。700Whのリチウムイオンバッテリを内蔵しており、最長8時間の動作が可能だ(充電はプラグイ
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