Popular Science:コンピューターの歴史が始まって以来、マイクロチップのサイズは小さくなり続けています。1965年にインテルの共同創設者ゴードン・ムーア氏が「トランジスタの集積密度は18~24ヶ月ごとに倍増する」と予測し、これまでその通りになってきました。 しかし、多くのコンピューター科学者やエンジニアが、従来のシリコンの集積回路は、まもなく小型化の限界に達すると考えています。 ではどうなるのか? それは誰にもわかりません。コンピューターチップの製造企業はすでに新しいハードウェアに向けて布石を打ち始めています。今週IBMが、今後5年間のチップ研究に30億ドルを拠出すると発表しました。同社の全体の研究開発費は変わりませんが、集積回路の小型化(7ナノメートルまで)だけでなく、新しい代替技術の開発にも注力すると宣言したわけです。 小型化が限界に近づいている ジョージア工科大学のコンピ