2012年03月07日09:15 津波救命艇:「ノアの方舟」視察 避難法や課題で意見 運輸局、高知で検討会 /高知 カテゴリ kaname_itoh Comment(0)Trackback(0) 国土交通省四国運輸局(高松市)が高齢者などの避難対策として計画している「津波対応型救命艇」についての検討会(座長・大年邦雄高知大農学部教授)が29日、高知市内で開かれた。参加者は実際の救命艇を視察し、避難方法として活用する際の課題について意見を出し合った。 救命艇は本来、海難事故の際に乗組員が船舶から安全に脱出するためのもの。25人乗りが中心で、500トン以上の船舶などに備え付けが義務づけられている。強化プラスチック製で高い強度と耐熱性を持つのが特徴。大波を受けても転覆したり、沈没することはない構造となっている。 四国運輸局はこの救命艇を「津波対応型」として改造し、避難策として活用することを計画。