接戦だったイギリスのEU離脱をめぐる国民選挙は、離脱派の勝利に終わった。これを受けてポンド、ユーロともに売りに売られ、受け入れ先として現世界最強通貨である日本円が買われた。結果として円高・株安が歴史的な進み方を見せ、僕のポートフォリオも紅に染まった。これについては、この土日にいつものポートフォリオ晒しでお話しよう。 EU離脱のモチベーションで良く目にしたのは移民受け入れに伴う様々な不都合だ。仕事を奪われる、社会保障に金がかかる、治安の悪化…などなど。それに対し残留派はEUを離脱することによる経済的な損失を大々的にキャンペーンしていたように思う。海外企業の撤退や関税の障壁や通貨安による内需の収縮などもあるだろうか、しかしそれらのキャンペーンはついに離脱派には響かなかった。 離脱派は経済的弱者や年寄りが多いと目にしたことがある。それらの人にとっては国としての全体的かつ将来的な利益より自身の刹那
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