この記事はTumblrから引っ越ししてきたものです。 「本を作って売る」以外の新しい選択肢 最近Enty(エンティ)というWebサービスがイラストレーターや同人漫画家さんの間で流行りつつありますね。Entyはパトロンサービスと呼ばれるもので、ネット上の不特定多数から資金を出資してもらうクラウドファンディングの一種です。 クラウドファンディングで世界的に有名なKICKSTARTERはプロダクトやイベントなどのモノに対して単一的な資金出資を呼びかけるのに対し、Entyはクリエイターやアーティストなどのヒトを支援するために継続的な資金出資(月額課金)を呼びかけます。 個人事業主のイラストレーターや漫画家さんは会社員やアルバイトとは異なり、モノを完成させて初めて金銭が発生する完全成果報酬型の収入体系です。 会社が収入を保証してくれるわけでもなく、自分の腕だけで食べていく厳しい世界です。 成果に関わ
世界的なシンガーソングライターのポール・マッカートニーさんが、ビートルズ時代の「レット・イット・ビー」などおよそ270曲について、著作権を保有するソニーの子会社に対し、著作権の返還の確約を求める訴えをアメリカ・ニューヨークの裁判所に起こしました。 マッカートニーさんは、2008年以降、これらの著作権の返還を求める交渉を行ってきましたが、確約が取れなかったため、18日、ニューヨークの裁判所に訴えを起こしました。 訴状によりますと、返還を求めているのは、デビュー曲の「ラブ・ミー・ドゥ」のほか、世界的なヒット曲の「イエスタデイ」や「レット・イット・ビー」など、1962年から1970年にかけて作曲したおよそ270曲の著作権で、アメリカの法律に基づいて、来年10月以降、順次、マッカートニーさんに返還されるべきだとしています。 これについて、「ソニー/ATV・ミュージック・パブリッシング」は「マッカー
ここ最近、家電量販店で繰り広げられていた「過剰なキャッシュバック」「実質0円」販売が見られなくなりました。これは、2016年4月1日から総務省が「スマートフォンの端末購入補助の適正化に関するガイドライン」を適用したことが原因で、MNPによる高額なキャッシュバックや、iPhoneやスマートフォンの販売価格を実質0円とする販売方法は禁止になったからです。 2016年4月1日から適用させたガイドラインが守られていないとして、4月5日に行政指導が入るなど、2016年は総務省 vs 通信会社大手3社はいたちごっこ状態が続いてきました。 決着が見えないまま、2017年1月10日、新たに総務省がガイドラインを発表したようです。 総務省|モバイルサービスの提供条件・端末に関するガイドライン についての意見募集の結果 そのガイドラインの内容はどのようなものなのでしょうか。 MNPキャッシュバック廃止が左右し
電気自動車に必要不可欠なリチウムイオン蓄電池。だが、より電池の性能を高めようとしても限界が近い。そこで、実質的なエネルギー量がガソリンに近い金属空気電池に期待がかかっている。トヨタ自動車の研究者が発表したアルミニウム空気電池の研究内容を紹介する。開発ポイントは、不純物の多い安価なアルミニウムを使うことだ。 電気自動車100%への道 自動車各社は環境に適合する車両の研究開発にまい進している。最終的にはガソリン車が、二酸化炭素を全く排出しない自動車に置き換わる形だ。 現在は燃料電池車と電気自動車が実用化されており、中でも電気自動車が市場に受け入れられている。例えば米Ford Motor(フォード)の全米における自動車販売台数(乗用車)の内訳だ。2016年11月の販売台数のうち、5.9%をプラグインハイブリッド車や電気自動車が占めている。 米Bloombergが2016年6月に発表した予測「Ne
Amazon Dash Buttonについて、人と話す機会が何度かあったので、 いかにAmazon Dash Buttonがヤバイかを毎度説明するのだが、 「あんな電池が一年で切れるデバイスは使えない」 「商品がドラッグストアよりも高いのに買うやつはいない」 といった的外れな答えが割と帰ってきて、もんにょりすることが多いので、私が思うヤバさを解説してみようと思う。 エンジニアリング的なヤバさ Amazon Dash Buttonは、どう考えてもビジネスモデルから逆算してハードウェアを設計しているので、ハードウェアから設計して、ビジネスモデルを作ろうとしている連中は絶対に勝てない。 ビジネスモデルによってハードウェアに対する要求は大幅に変わる。 IoTデバイスはコスト、大きさの面でリソースが限られているため、限られたリソースをどこに割り振るかで、要求を満たせるかどうかが決まる。 Amazon
韓国の従軍慰安婦問題が再燃している。釜山の日本国総領事館前に慰安婦をモチーフにした少女像が設置されたことで、日本は駐韓日本大使の長嶺安政氏と釜山総領事の森本康敬氏を一時帰国させたほか、日韓通貨スワップ協定の協議再開を中断するなど、これまでにない強気な姿勢で対抗措置をとっている。 以前から、慰安婦問題は何度となく蒸し返されてきた。それは、なぜだろうか。1965年、日本と韓国は「日本国と大韓民国との間の基本関係に関する条約」(日韓基本条約)を締結して国交を回復したが、同時に「財産及び請求権に関する問題の解決並びに経済協力に関する日本国と大韓民国との間の協定」(日韓請求権並びに経済協力協定)を結んだ。 同協定において、日本は韓国に残してきた日本の資産の所有権をすべて放棄し、さらに最終的に総額8億ドル(当時の韓国の国家予算の2.3倍)の経済援助を行った。これで、請求権に関する問題は、日韓間で慰安婦
今回のテーマ:先日、ジャンボジェットの愛称で知られたボーイング747が日本国内から姿を消した。空の大量輸送時代を切り開いた名機とされるジャンボジェットはどんな飛行機だったのだろうか? 2014年3月31日、全日本空輸(全日空)が国内線で運用していた旅客機、ボーイング747-400(B747)、ジャンボジェットが最後のフライトを終えて引退した。日本航空ではすでに2009年7月にB747は引退しており、これで国内線におけるB747の運用は終了した。B747は、大量航空輸送時代の切り拓いた歴史的な名機だった。民間航空の歴史は、「B747以前」と「以後」に分けられると言ってもよいほど大きな存在だ。全ての民間航空史を振り返っても、B747に比肩しうるエポックメイキングな機体は、おそらくはあと一機種、近代的旅客機の形式を決めた名機「ダグラスDC-3」のみだろう。 ところが、実はB747はそうあるべく狙
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