ハワイ州議会がたばこ購入年齢を100歳に引き上げる法案の審議に入った/Joe Raedle/Getty Images North America/Getty Images (CNN) 米ハワイ州議会でこのほど、たばこの購入が許可される年齢を、現行の21歳以上から100歳以上まで段階的に引き上げる法案の審議が始まった。 法案は「たばこは人類史上、最も致死性の高い人工物だと考えられる」との文言で始まり、州内でたばこが購入できる年齢の下限を来年までに30歳に引き上げると規定。その後も毎年10歳ずつ引き上げ、2024年以降は100歳とする内容だ。 ただし電子たばこや葉巻、かみたばこは対象に含まれていない。 法案を提出した州下院のクリーガン議員は救急医でもある。地元紙とのインタビューで、たばこ業界はたばこの致死性が高いことを知りながら中毒性の高い商品を開発し、喫煙者を奴隷状態に陥れていると非難した。