5日のロンドン外国為替市場で、ドイツやフランスなど19か国が導入する通貨ユーロはドルに対して急落し、一時、2002年12月以来、およそ19年半ぶりの水準まで値下がりしました。ロシアの軍事侵攻や記録的なインフレを受けたユーロ圏経済の景気減速が市場で意識された形です。 5日のロンドン外国為替市場では、ユーロ圏経済の先行きへの厳しい見方を背景に、ドルを買ってユーロを売る動きが加速しました。 ユーロは、一時、1ユーロ=1.03ドル台を割り込み、2002年12月以来、およそ19年半ぶりの水準まで値下がりしました。 市場ではロシアによるウクライナ侵攻や記録的なインフレでユーロ圏の景気の先行きに厳しい見方が広がっていることがユーロ売りの背景にあります。 市場関係者は「ヨーロッパ中央銀行は今月、利上げする方針を決めているが、アメリカの利上げペースに追いつかないことで金利差が改めて意識され、ドル買いユーロ売
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