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ブックマーク / kazuhooku.hatenadiary.org (6)

  • 「今日使われているプログラミング言語の多くは、なぜ1990年前後に誕生したものなのか」に関する一考察 - kazuhoのメモ置き場

    若い人たちは、「文字列型」があるプログラミング言語しか知らないかもしれない。だが、汎用的な文字列型が一般的になったのは、プログラミング言語の歴史の中でも比較的最近のことである。 たとえば、1972年に誕生したC言語には文字列型がない。1980年代に良く使われていたPascalの文字列型は最大255文字しか格納できなかった。 なぜか? それはメモリが貴重なリソースだったから。 1980年代のPCの搭載メモリは多くて数メガバイト。これに対し、長編小説の長さは1MB程度に達する*1。 当時、メモリはとても貴重な資源であり、テキストを処理するプログラムを開発するにあたっては、文字列をどのようにメモリ内に展開するかプログラマが細かくコーディングする必要があった。 だから、汎用的な「文字列型」というのは「夢」にすぎなかった。CあるいはPascalにおける文字列(CのASCIIZ文字列あるいはPasca

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    chintaro3
    chintaro3 2013/12/21
  • 30秒でわかるオープンソースライセンスまとめ - kazuhoのメモ置き場

    「よくわかるFOSSライセンスまとめなんてないよねー」と煽られたので3分で書く。 オープンソースライセンスは、以下の3種類に大別される。 代表的なライセンス 改変部分のソースコードの開示が必要 リンクして使う、他のソフトウェアのソースコード開示が必要 GPL (コピーレフト型) ○ ○ LGPL /MPL (準コピーレフト型) ○ × BSDL / MITL (非コピーレフト型) × × 自作のソフトウェアをオープンソースで公開する場合、 コピーレフト型にする場合は「GPLv2以上」 準コピーレフト型にする場合は「LGPL兼MPL」 とするのが無難。非コピーレフト型はMITLのほうがBSDLよりも明確だと言われることが多い(そしてどちらを選んでも問題ない)。 ※表の出典は OSS ライセンスの比較および利用動向ならびに係争に関する調査 より詳しく知りたい方へ: ライセンスの解釈については、

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    chintaro3 2013/10/05
  • 2010年代には Apache の mpm_prefork とか流行らない (もしくは HTTP keep-alive のメリットとデメリット) - kazuhoのメモ置き場

    HTTP の持続的接続の功罪について はじめに、HTTP の持続的接続 (keep-alive) のメリットについて。持続的接続を使うメリットは、以下の2点。 TCP 接続の確立にかかる時間の節約*1 TCP の接続と切断に必要な資源 (CPUとネットワーク) の節約 ウェブブラウザ〜データセンタ間の通信で、持続的接続を使う理由は、このうちの前者。特に太平洋を超えるようなケースだと、TCP 接続に0.2秒とかかかるので、メリットが大きい。 一方、持続的接続のデメリットは、 接続が切断されるまでの間、その接続を維持するためにコストがかかる (主としてメモリが無駄になる) という点になる。特に、1プロセス1コネクションを前提とするアーキテクチャ (例: mod_perl) だと、メモリの無駄使いが、とてもひどいことになる。 そこで、ブラウザからの接続を受ける HTTP サーバとアプリケーション

    2010年代には Apache の mpm_prefork とか流行らない (もしくは HTTP keep-alive のメリットとデメリット) - kazuhoのメモ置き場
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    chintaro3 2010/03/28
  • 自作って得なのかなと思って計算してみた (自作サーバカンファレンス感想) - kazuhoのメモ置き場

    一昨日、自作サーバカンファレンスに参加してきました。とてもおもしろく色々刺激をうけました。はてなの田中さん楽天の方々始め、スピーカーの皆さんありがとうございました。ただ分からなかったのは、サーバを自作する必然性がどの程度あるのかな、という点でした。 確かに、発表者の方々が構築されているような、1CPU, 8GBメモリのような構成では、自作サーバには(少なくとも原価ベースでは)価格競争力があるようです。はてなさんは Core 2 Quad + 8GBメモリ + X25-M (SSD) で10万円という目安を提示してらっしゃいましたが、同等の構成をベンダーから購入するとなると、1.5〜2倍の価格になるのかな、と思います。例えばDELLのオンライン価格*1は以下のようになっています*2。 DELL PowerEdge R200 - \145,900- Xeon X3330 (2.66GHz, Q

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    chintaro3
    chintaro3 2009/11/27
    現場は損得勘定で動いてないと思うw。作りたいから作る。山があるから登るのと同じ。
  • SSD とストレージの将来 - kazuhoのメモ置き場

    SQL に痛痒感を感じる日々を過ごしている身としては、RDBMS がレガシーだというのは、まったく同感ですが。 SSDを前提にしたプログラムモデルになれば、そもそもシーク時間と戦うこともなく、ストレージを意識せずにプログラムが組めます。そうなったとき、アプリケーションのデータを永続化するためにRDBMSをわざわざ使うことはないでしょう。 2008-12-12 そんなことないと思います。理由は以下の2点。 フラッシュの書き換えブロックサイズは数キロバイト以上 トランザクションは意識して実装せざるを得ない フラッシュメモリはランダムリードできますが、DRAM のようにランダムライトできるわけではありません。書き込みが非常に遅いのに加えて書き換え回数の制限もあるので、メインメモリと同様のプログラム手法を使うのは難しいと思います。 次にトランザクションについてですが、組み込み型データベースとして

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    chintaro3 2008/12/12
  • Q. 1GB の文字列を strlen するのに必要な時間は? - id:kazuhookuのメモ置き場

    1GB の文字列を strlen するのに必要な時間は何秒でしょう? こういったものをぱっと予測できることは、最適化に取り組む上で必要かなぁ、と思ったので、自分の理解が正しいか確認するためにも、実測してみました。 (以下、白地に白文字で書いてあるので、選択して読んでください) 手元の Linux (Pentium 4 @ 3GHz / DDR2-667) では、約 0.48 秒 (2.1GB/sec)。GCC の組み込み程度の strlen では、ボトルネックはメインメモリの帯域あるいはレイテンシではなく、CPU になります。 一方、SSE で記述された strlen *1 を使用すると 0.26 秒 (3.9GB/sec)。こちらはメモリ帯域がボトルネックになっているようで、手元の MacBook (Core 2 Duo @ 2GHz / DDR2-667) でも、ほとんど同じ数値になり

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    chintaro3
    chintaro3 2008/10/05
    問題はやっぱHDDの遅さなのか
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