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ブックマーク / nazology.kusuguru.co.jp (28)

  • 生存戦略に素数を取り込んだ「素数セミ」の羽化周期が重なり今年”1兆匹”が一斉羽化する! - ナゾロジー

    2024年、私たちは自然界の驚異的な一幕を目撃することになるでしょう。 アメリカ合衆国では今年、13年と17年のサイクルを持つ2種類の周期ゼミ( 学名:Magicicada spp .)が同時に羽化すると考えられています。 素数周期で大量発生するセミは「素数セミ」と呼ばれしばしば話題になりますが、2024年に予想される素数セミの出現数は羽化周期が重なるせいで「1兆匹」以上に達する可能性があるとのこと。 同じ現象が最後に起こったのは今から200年以上前の1803年でした。 以前の大量発生時の記録によれば、セミの抜け殻や死骸が雪のように地面に降り積もり「除雪」ならぬ「除セミ」しなければ人や馬車が移動できなかったとされています。 次にこの現象が起こるのは2245年と予想されており、今現在生きているひとにとって、おそらくこれが唯一の機会となるでしょう。 今回はそんな素数ゼミたちの不思議に焦点をあて

    生存戦略に素数を取り込んだ「素数セミ」の羽化周期が重なり今年”1兆匹”が一斉羽化する! - ナゾロジー
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    chintaro3 2024/01/23
  • 約100万年前、人類は1300人まで減り「絶滅寸前」だった - ナゾロジー

    2023年現在、世界の人口は80億人を上回り、地球の環境や社会に対するプレッシャーが日増しに高まっています。 しかし、今でこそ増え続ける人類ですが、ニューヨーク市マウントサイナイ医科大学(Icahn School of Medicine at Mount Sinai:ISMMS)のワンジー・フー氏らの国際研究チームは、「約100万年前、人類は絶滅の危機に瀕し、10万年以上もの間、世界の人口はわずか約1300人程度で推移していた可能性がある」と指摘しています。 また、この絶滅危機は、私たち現生人類だけでなく、絶滅したネアンデルタール人やデニソワ人の進化にも影響を与えた可能性があるようです。 一体当時の人類に何があったのでしょうか。 今回の研究の詳細は、2023年8月31日付で科学誌『Science』に公開されています。

    約100万年前、人類は1300人まで減り「絶滅寸前」だった - ナゾロジー
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    chintaro3 2023/09/03
  • ほんの数個の遺伝子をいじるだけで鱗を羽に変えることに成功! - ナゾロジー

    ほんの数個の遺伝子をいじるだけで鱗を羽に変えることに成功! / Credit:RORY L. COOPER HTTPS AND MICHEL C. MILINKOVITCH . Transient agonism of the sonic hedgehog pathway triggers a permanent transition of skin appendage fate in the chicken embryo . Science Advances (2023)羽、毛皮、鱗と動物の体表はじつに多様な方法で彩られています。 しかし近年の研究により、羽や毛皮や鱗など一見して全く異なってみえるものが、元は同じ細胞から変化したものであることが解っています。 この元となる細胞では特定の遺伝子セットが活性化しており、後に羽や毛皮や鱗に変化する前に、共通の基礎構造(プラコード)が構築されます

    ほんの数個の遺伝子をいじるだけで鱗を羽に変えることに成功! - ナゾロジー
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    chintaro3 2023/05/24
  • イタリアの夜空に不気味な赤い輪!非常に珍しい気象現象「エルブス(ELVES)」 - ナゾロジー

    先日、イタリア上空にて巨大なレッドサークル(赤い輪)が出現し、話題を呼んでいます。 写真は3月27日に、自然写真家であるヴァルター・ビノット (Valter Binotto) 氏がイタリア北部の町ポッサーニョで撮影したものです。 このレッドサークルについて撮影者のビノット氏は「ELVES(エルブス)」と呼ばれる大気中の放電の一種で、数ミリ秒という瞬間的に発生する現象のため、長い間人間には気づかれていなかった珍しい気象現象だと説明します。 肉眼で見ることは難しい美しい自然現象「ELVES」とは、一体どういうものなのでしょうか? Eerie ring of red light flashes like a massive UFO above Italy. What was it? https://www.livescience.com/eerie-ring-of-red-light-flash

    イタリアの夜空に不気味な赤い輪!非常に珍しい気象現象「エルブス(ELVES)」 - ナゾロジー
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    chintaro3 2023/04/07
  • 実はロストテクノロジー化していた宇宙服!月面探査に向け40年ぶりに新型へ更新! - ナゾロジー

    実は宇宙服を新しく生産できない問題があったことをご存知でしょうか? 宇宙服は多層の生地を複雑に重ねて作られているため、機械で縫うことができずすべて手縫いで作られています。 ところがこの縫製技術が継承されていないため、現在宇宙服は新しく生産することができず40年以上も同じものを使い続けているのです。 しかしその状況もやっと打開されそうです。 NASAと民間の宇宙インフラ開発会社「アクシオム・スペース(Axiom Space)」は、月面着陸プロジェクト「アルテミスⅢ」で用いる新しい宇宙服のプロトタイプを公開しました。 約40年ぶりとなる新しい宇宙服には、最新の技術により高い機動性と保護機能が備わっています。 宇宙服の詳細は、2023年3月15日付のNASAのブログに掲載されています。 Spacesuit for NASA’s Artemis III Moon Surface Mission D

    実はロストテクノロジー化していた宇宙服!月面探査に向け40年ぶりに新型へ更新! - ナゾロジー
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    chintaro3 2023/03/18
    「ところがこの縫製技術が継承されていないため、現在宇宙服は新しく生産することができず40年以上も同じものを使い続けているのです。」
  • 中国版chatGPTが「言ってはいけないこと」を口にして開始3日で終了 - ナゾロジー

    正直すぎるのはAIもダメなようです。 中国の新興企業「Yuanyu Intelligence」社は先日、中国chatGPTとして会話型AI「ChatYuan」のリリースを行いました。 「ChatYuan」もchatGPTと同じく物の人間のように言葉をあやつり、人間の問いかけに答えたり、自らの意見のようなものを述べることが可能です。 しかし一般向けの利用開始からわずか3日で「ChatYuan」はサービスを終了してしまいました。 かつての「ChatYuan」ページには「関連する法律、規則、ポリシーへの違反が疑われるためにサービスを停止しました」とのメッセージが表示されています。 何があったのか大体の想像はつくかもしれませんが、これは中国だからと笑っていられない問題かもしれません。 今回は前半でなぜ世界中の大企業が会話型AIの開発に必死になっているかを説明しつつ、会話型AIの登場で浮き彫りと

    中国版chatGPTが「言ってはいけないこと」を口にして開始3日で終了 - ナゾロジー
    chintaro3
    chintaro3 2023/02/17
    日本にだって欧米にだって言ってはいけない事はたくさんあるよ。それを言わないchatGPTの危うさは自覚して使うべき
  • ドローンやボートの騒音を大幅に低減する「トロイダル・プロペラ」 - ナゾロジー

    ほとんど飛行機や船、またドローンが前進するための装備として「プロペラ」を採用しています。 しかしプロペラの駆動は騒音のもとであり、特にドローンにおいては街中を大量に飛び交うような状況に懸念が示されています。 そこでこの「プロペラの騒音問題」を解決するかもしれない、ユニークな形状の「トロイダル・プロペラ」に注目が集まっています。 ここでは、アメリカ・マサチューセッツ工科大学(MIT)リンカーン研究所が発表(PDF)したドローン用のトロイダル・プロペラと、アメリカ・ミシガン州を拠点とする船舶・航空工学会社「シャロウエンジニアリング(Sharrow Engineering)」が開発したボート用のトライダル・プロペラを紹介します。

    ドローンやボートの騒音を大幅に低減する「トロイダル・プロペラ」 - ナゾロジー
    chintaro3
    chintaro3 2023/02/02
    すばらしい。これは普及するかもしれん
  • 古代ローマのコンクリートにはひび割れを「自己修復」する機能があったと判明! (2/2) - ナゾロジー

    石灰の塊が「自己修復機能」を生み出していた!ローマン・コンクリートを顕微鏡下で見ると、ミリメートル単位の白い石灰の塊がいたるところに散見されます。 これは「ライムクラスト(lime clast、石灰の塊)」と呼ばれ、現代のコンクリートにはなく、ローマン・コンクリートにのみ見られる特徴として知られていました。 しかし、その生成原因は詳しく調べられておらず、専門家らは「材料の質が悪いか、混合方法がずさんなためにできる異物」として片付けていたのです。 一方で、MITの材料科学者であるアドミール・マシック(Admir Masic)氏は長い間、「古代ローマ人があれだけ優れた建造物を築きながら、コンクリートの製造に手を抜いたとは考えられない。この話には何か続きがあるはずだ」と考えていました。 そこで同氏と研究チームは、2000年以上前のローマ時代の遺跡からコンクリートサンプルを採取し、X線分光法や走査

    古代ローマのコンクリートにはひび割れを「自己修復」する機能があったと判明! (2/2) - ナゾロジー
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    chintaro3 2023/01/10
  • 加工食を与え続けたマウスがインフル感染で「死亡率100%」を記録! - ナゾロジー

    加工品には、病気からの回復力を阻害する働きがあるかもしれません。 豪シドニー大学(University of Sydney)の研究チームはこのほど、高度に加工された餌を与えられたマウスは、無加工の穀物を与えられたマウスに比べ、インフルエンザ感染後の死亡率が著しく高くなることを発見しました。 穀物を与えられたマウスは10日以内に回復したのに対し、加工のマウスは病状がどんどん悪化し、実験個体のすべてが死亡したのです。 従来から実験動物には、加工された餌が「穀物ベースの餌と栄養面で同等である」との前提で与えられているため、この結果は動物研究において重要かつ広範な意味を持つでしょう。 研究の詳細は、2022年11月15日付で科学雑誌『Cell Reports』に掲載されています。 Lab mice fed processed food found to fare worse against f

    加工食を与え続けたマウスがインフル感染で「死亡率100%」を記録! - ナゾロジー
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    chintaro3 2022/11/23
  • 全国の「ソメイヨシノ」の最初の一本にもっとも近い桜を特定! 源流は上野恩賜公園にあった - ナゾロジー

    ソメイヨシノのルーツに迫る「サクラ」はバラ科サクラ属の落葉樹種の総称で、エドヒガンやオオシマザクラ、ヤマザクラなど、基となる野生種を祖先として多くの品種がつくられました。 その一種である「ソメイヨシノ」は、江戸時代に染井村(東京都豊島区)の植木職人が作ったとか、あるいは自然交雑で生まれたと伝えられています。 エドヒガンとオオシマザクラが、おもな祖先です。 また、ソメイヨシノは接ぎ木によりクローン繁殖された品種で、明治以降、国内や世界中に寄贈されました。 しかし、そのルーツは明らかになっていません。 ソメイヨシノの原木候補となる1を特定!上野恩賜公園には現在、ソメイヨシノが4、エドヒガンが5、コマツオトメが1、植えられています。 2015年の遺伝子調査で、これらのサクラには遺伝的な繋がりが示され、とくに、1のソメイヨシノ(管理番号 136)が、ソメイヨシノの原木候補ではないかと発

    全国の「ソメイヨシノ」の最初の一本にもっとも近い桜を特定! 源流は上野恩賜公園にあった - ナゾロジー
  • 絵画のように”止まった波”が現れる物理現象『超放射相転移』が起こる磁石を発見 - ナゾロジー

    波という現象は、激しく動いて移ろいゆくのが常識ですが、物理学には波が止まった状態を維持する不思議な現象が予言されています。 1973年に予言されたこの不思議な現象は「超放射相転移」と呼ばれていて、温度が下がったとき電磁波が止まった波として現れるといいます。 これは非常にマイナーな現象で、研究者も少ないため50年過ぎても現実で現象を観測した例は報告されていませんでした。 しかし今回、京都大学白眉センター 馬場基彰特定准教授らの国際共同研究グループは、エルビウムオルソフェライト( ErFeO3)と呼ばれる磁性体( 磁石)から超放射相転移を初めて確認したと報告しています。 研究の詳細は、2022年1月10日付で英国の学術誌『Communications Physics』にオンライン掲載されています。 磁石の中で自然と現れる「止まった波」 -超放射相転移が起こる磁石を発見- https://www

    絵画のように”止まった波”が現れる物理現象『超放射相転移』が起こる磁石を発見 - ナゾロジー
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    chintaro3 2022/01/15
  • 幹細胞を静脈注射するだけで「脊髄損傷を治療できる」と判明 - ナゾロジー

    幹細胞を静脈に注射するだけで脊髄損傷が大幅に改善記事で言う幹細胞は間葉系幹細胞である。間葉系幹細胞はiPS細胞ほどではないが、様々な組織に分化できる / Credit:京都大学脊髄は脳からの神経信号を中継する重要な器官であり、損傷すると体の感覚や運動能力が失われるという、重篤な状態を招きます。 一方で現在、脊髄損傷に対して治療法は限られており、患者人の自然な回復力に大きく依存しています。 しかし近年の幹細胞技術の進歩により、脊髄から作られた間葉系幹細胞を投与することで脊髄損傷の症状が大きく改善することが、動物実験で明らかになってきました。 間葉系幹細胞は骨や軟骨、筋肉や血管、さらには神経細胞に変化する能力を持つことが知られている多能性の幹細胞です。 そこで今回、日の札幌医科大学とイェール大学の研究者たちは、人間に対しての効果を確かめることにしました。 実験方法は極めて簡潔かつ負担がす

    幹細胞を静脈注射するだけで「脊髄損傷を治療できる」と判明 - ナゾロジー
  • 腸は第2の脳ではなく、むしろ「脳の方が腸から生まれた」と判明! - ナゾロジー

    ニューロンの起源は腸だったようです。 ドイツにあるヨーロッパ分子生物学研究所(EMBL)で行われた2021年の研究によれば、脳を構成するニューロンの起源は、消化システムの制御を行う細胞であった可能性が高い、とのこと。 近年では腸にもニューロンがあり、脳との関係の深さから「腸は第2の脳」と言われるようになりましたが、逆でした。 研究によれば、ニューロンの原形となる細胞は最初に消化システムで誕生し、後に脳に転用されるようになったようです。 つまり順番にこだわるならば、腸は第2の脳ではなくむしろ、脳が第2の腸ということになります。 しかし、研究者たちはこの常識を引っくり返すような結論を、いかにして導き出したのでしょうか? 研究内容の詳細は2021年11月4日に『Science』に掲載されました。

    腸は第2の脳ではなく、むしろ「脳の方が腸から生まれた」と判明! - ナゾロジー
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    chintaro3 2021/11/20
  • 「光の速度が低下する」ありえない世界を表現したゲーム - ナゾロジー

    私たちは、光を使って世界を見ています。 そのため、人間が光の速度に近づいて動いた場合、世界の見え方にはいろいろと奇妙なことが起こります。 光のドップラー効果で色彩が変化したり、空間や時間が歪んで見えるようになるのです。 ただ光は宇宙でもっとも速い存在のため、人間がそれを知覚できる状況は普通ありえません。 そこで、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH Zurich)の研究チームは、こうした物理学者の思考実験の世界を実際体験するために、光の速度が低下する世界を表現したゲームを開発しました。 光の速度が低下していったとき、世界は一体どのように見えるのでしょうか?

    「光の速度が低下する」ありえない世界を表現したゲーム - ナゾロジー
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    chintaro3 2021/11/03
    光の速度が低下したら、人間の感覚も同期してスローになるのではなかろうか。
  • ほぼ絶対零度「0.000000000038K(ケルビン)」まで温度を下げることに成功 - ナゾロジー

    温度の上限は億に達するほどはるか上まで存在しますが、最低温度についてはマイナス273.15度より下は存在しません。 この理論上到達可能な最低温度を絶対零度といい、原子さえもが停止します。 科学者はこの最低温度にできる限り近づくための実験を繰り返していますが、今回その記録が新たに更新されました。 ドイツのブレーメン大学の研究チームは、実験室で数秒間のみですが、絶対零度よりわずかに高い温度38pK(ピコケルビン)に到達することに成功しました。 この超低温環境では、物質が非常に特殊な振る舞いをするため、量子力学への理解に重要な役割を果たします。 今回の研究の詳細は、8月30日付で科学雑誌『PHYSICAL REVIEW LETTERS』に掲載されています。

    ほぼ絶対零度「0.000000000038K(ケルビン)」まで温度を下げることに成功 - ナゾロジー
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    chintaro3 2021/10/20
    「固体・液体・気体・プラズマに次ぐ物質の第5の状態」「物質波として1つの波動であるかのように振る舞う」「光が容器に注ぐことのできる液体の状態になる」
  • 一位は金の約11億倍の価値!?「金より高価な物質TOP10」  - ナゾロジー

    高等学校での理科教員を経て、現職に就く。ナゾロジーにて「身近な科学」をテーマにディレクションを行っています。アニメ・ゲームなどのインドア系と、登山・サイクリングなどのアウトドア系の趣味を両方嗜むお天気屋。乗り物やワクワクするガジェットも大好き。専門は化学。将来の夢はマッドサイエンティスト……? 第10位  冬虫夏草冬虫夏草 / Credit: ja.wikipedia冬虫夏草(とうちゅうかそう)は、きのこの一種で、広くは、セミや蛾の幼虫に寄生するセミタケ、サナギタケなどを指します。 ただ、中国では、チベットを原産とするオオコウモリガの幼虫に寄生するオフィオコルディセプス・シネンシスのみを「冬虫夏草」と呼びます。 また、冬虫夏草という名前は、チベットで「菌が冬は虫の姿で過ごし、夏になると草となる」と考えられたことから命名されました。 これらの菌は、土中にいる幼虫に寄生して体内でゆっくりと成長

    一位は金の約11億倍の価値!?「金より高価な物質TOP10」  - ナゾロジー
    chintaro3
    chintaro3 2021/10/05
    反物質1グラムっていうのがどういうことなのかよくわからない。反物質は質量がマイナスということではないのね?
  • mRNA技術で95%のマウスから「がん細胞を完全消滅」させることに成功! - ナゾロジー

    マウスの20匹中19匹で腫瘍が完全に消滅したマウスの20匹中19匹で腫瘍が完全に消滅した / Credit:Canva . ナゾロジー編集部mRNAとは細胞に対して特定のタンパク質を作るように指示する分子です。 新型コロナウイルスのワクチンに含まれるmRNAも、ウイルスの体の一部(スパイク)を作る指令が含まれており、体内に注射されるとウイルスの断片を生産し、免疫の訓練を促します。 そこで今回、BioNTechとファイザーの研究者たちはmRNAの持つ命令能力を、がん治療に転用する方法を開発しました。 mRNAに、がんとの闘いを有利にするタンパク質の生産命令を乗せることができれば、治療に大きく役立つと考えたからです。 研究者たちは様々なタンパク質の生産命令を込めたmRNAを、がんになったマウスに注射し、効果が現れるかを確かめていきました。 結果、サイトカインの一種である4つのタンパク質(インタ

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    chintaro3 2021/09/15
    mRNAには ヘルペス治療にも期待している
  • 正露丸で実際「寄生虫アニサキス」は死ぬのか?世界で初めて確認した研究 - ナゾロジー

    ラッパのマークの正露丸というと、日では広く知られている一般的な胃腸薬ですが、この正露丸でアニサキス症が解消されるという噂が存在します。 実際正露丸でアニサキスの活動が抑制したという報告もありますが、ネット上では専門家による否定的な意見も多く、実際の効果は不明確でした。 高知大学理工学部の研究グループは、正露丸がアニサキスに対する殺虫効果を持つのかどうかを、細胞の生死判定を行うトリパンブルー染色液を使って調査。 結果、正露丸を溶かした液は実際にアニサキスを殺していて、胃液でも分解できる状態にしていることがわかりました。 アニサキスは基的に殺虫法がなく、外科的に取り除くしかないとされているため驚きの報告です。 研究の詳細は、『Open Journal of Pharmacology and Pharmacotherapeutics』へ2021年7月22日に掲載されています。

    正露丸で実際「寄生虫アニサキス」は死ぬのか?世界で初めて確認した研究 - ナゾロジー
  • 「代用塩」で死亡率が大幅に低下すると明らかに - ナゾロジー

    塩をほんの少し加えるだけで、どんな料理でも一気に味が引き締まります。 しかし、安価で豊富なこの材にも大きな欠点があります。 それは「塩分の摂りすぎは体に悪い」ということです。 より具体的には、ナトリウムの摂り過ぎが体に悪いのです。 ナトリウムは、塩(塩化ナトリウム、NaCl)を構成する2つの主要元素の1つであり、多くの研究で、ナトリウムの過剰摂取と、心血管疾患のリスク上昇との関連性が指摘されてきました。 しかし、こうした問題も「塩代替品」を用いることで解決できるかもしれません。 中国とオーストラリアの研究グループはこのほど、塩を代用塩に変えることで、死亡率が有意に低下することを明らかにしました。 研究は、8月29日付けで学術誌『The NEJM』に掲載されています。 Making 1 Simple Substitution For Table Salt Could Save Mil

    「代用塩」で死亡率が大幅に低下すると明らかに - ナゾロジー
  • ついに飛行する二足歩行ロボットが誕生! - ナゾロジー

    「空を飛ぶ人型ロボット」には、それが実用的かどうかはさておき、ロマンがあります。 そんな夢の実現に一歩近づいたのは、中国・広東工業大学(Guangdong University of Technology)に所属するユーハン・リー氏ら研究チームです。 彼らは4つのファンを装着した二足歩行ロボット「Jet-HR2」を開発し、しばらく飛行させることに成功しました。 研究の詳細は、8月26日付でプレプリントサーバー『arXiv』に掲載されています。 We’re Getting Closer to Flying Humanoid Robots> As if humanoids weren’t hard enough, try getting one to fly https://spectrum.ieee.org/flying-robot

    ついに飛行する二足歩行ロボットが誕生! - ナゾロジー