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ブックマーク / www.cinra.net (23)

  • ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA

    「原子爆弾の父」と呼ばれたロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた映画『オッペンハイマー』の日での劇場公開をめぐり、注目が集まっている。クリストファー・ノーランが脚・監督を務め、全米での封切り以降高い評価を受けているが、日では公開日が決まっておらず、10月28日時点で一切の宣伝がされていない。 日公開をめぐる現状はどうなっているのか。関係者への取材を通して得た情報や、作が公開されることの意義について、ライターの稲垣貴俊氏が執筆する。 2023年に世界的ヒットを記録した一映画が、日では劇場公開されないままとなってしまうかもしれない――。『ダークナイト』3部作などの人気監督クリストファー・ノーランによる最新作、「原子爆弾の父」こと理論物理学者のロバート・オッペンハイマーを描いた伝記映画『オッペンハイマー(原題)』が話題だ。 作はオッペンハイマーの学生時代から、原爆開発(マンハ

    ノーラン監督作『オッペンハイマー』日本公開の行方と意義 | CINRA
  • AIがもたらす音楽の未来は? ザ・ビートルズ『Revolver』を生まれ変わらせた音源分離技術から考える | CINRA

    AIがもたらす音楽の未来は? ザ・ビートルズ『Revolver』を生まれ変わらせた音源分離技術から考える 音楽AIが活用されるーーそう聞いたとき、どんなことをイメージするだろうか? タイムラインにあふれる画像生成AIによるイラストのように、自動作曲AIが手がけた楽曲がSNS、あるいはYouTubeにあふれかえった光景だろうか? AIが人間に取って代わる、なんてことも言われたりするが、人間が対応できないような作業を任せるツール、あるいはアシスタントとして、AI機械学習技術は日常生活や仕事におけるさまざまなシーンに浸透しつつある。それは広く音楽制作の現場においても同様で、先日発表されたThe Beatles『Revolver』のスペシャルエディションにはAIによる音源分離(デミックス)技術が活用されているという。 AI音楽の未来に何をもたらすか? 直近の事例や研究をもとに、ライターのi

    AIがもたらす音楽の未来は? ザ・ビートルズ『Revolver』を生まれ変わらせた音源分離技術から考える | CINRA
  • 起業のリアルな失敗を描く。漫画『100話で心折れるスタートアップ』が経営者から注目を集めるわけ | CINRA

    2022年7月、Twitterに突如現れ、じわじわとファンを増やしている漫画『100話で心折れるスタートアップ』。大学の起業サークルに所属しているウサギが仲間とともに会社「ウサコア」をつくり、紆余曲折ありながらも会社を徐々に大きくしていく物語だ。 フォロワーには経営者や起業家も多く、この物語で起きるできごとのリアルさがうかがえる。現在(2022年9月30日時点)は100話まで残り数話となり、徐々にウサギの「心が折れていく」様子が見てとれる展開になっているが、この物語が伝えたいことは一体なんなのだろうか。そもそも、なぜこの物語を描こうと思ったのか? 作者に話を聞いた。 ―まずはじめに、この物語を描こうと思ったきっかけを教えてください。 『100話で〜』作者(以下、作者):もともと、以前から描こうとは思っていました。スタートアップ業界って、華々しい話や成功した話はメディアにたくさんあるし、企業

    起業のリアルな失敗を描く。漫画『100話で心折れるスタートアップ』が経営者から注目を集めるわけ | CINRA
    chintaro3
    chintaro3 2022/10/01
    同じ起業でも、親が既に社長、とかだと全然違う話になるんやろなぁ。ここでも格差。
  • CHAIが語る、海外のステージに立つ中で感じる緊張、課題、自信 | CINRA

    「YouTubeやストリーミングサービスの発展によって、日のアーティストはどんどん世界へ行ける」なんてことも言われているけれど、それを実現するのは、まったくもって簡単ではない。ツアーで世界を回ったり、世界的な音楽フェスに出演できている日人アーティストは、ほんの一握りだ。 CHAIは、初めてインタビューした2016年のときから、口だけではなくリアルに「世界」を自分たちの活動の土俵として捉えていた。そして、前回のインタビューからの1年1か月のあいだ、海外メディアからも高い評価を受け、アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・スペイン・アイスランド・オーストラリア・韓国台湾・バンコクと、様々な国でライブやフェスに呼ばれ、自らのツアーも成し遂げてきた。 現在は、HondaバイクのテレビCMに出演し、前に進む10~20代の若者を応援するプロジェクト「Honda×Music バイクに乗っちゃう? M

    CHAIが語る、海外のステージに立つ中で感じる緊張、課題、自信 | CINRA
    chintaro3
    chintaro3 2020/03/20
     ライブでこれだけできたら大したもんだな
  • 2020年のYMO評 エキゾ、電子音楽、ポップスの視点から3人が紡ぐ | CINRA

    YELLOW MAGIC ORCHESTRAというあまりに巨大すぎる存在について、1991年生まれの私は編集者として語るべき言葉をほとんど持っていないということを最初に告白したい。 1978年にデビューしたYMOは、社会が高度に成熟を果たした1980年代という時代と複雑で密接な関係にあるということーー音楽やアートの領域にとどまらず、ニューアカデミズムをはじめとする思想、セゾングループを中心とする広告文化、またはファッションや雑誌文化、メディア環境などといった広義の「文化」全般にまで浸透し、影響を与えてきたということを、私は1992年12月に刊行された『STUDIO VOICE』の「YMO環境以後」という特集で知った。同誌で定義するところの「YMO環境」というのは、ある種「現象」とも言えるようなYMOを取り巻く状況、あるいは文化的な土壌であるとざっくり理解している。 バブル崩壊後、YMOが最

    2020年のYMO評 エキゾ、電子音楽、ポップスの視点から3人が紡ぐ | CINRA
    chintaro3
    chintaro3 2020/02/17
     YMOは、世界の音楽史の中にちゃんと立ち位置があるってのがすごい所だと思う。日本でそういうミュージシャンはほとんど居ない。
  • 忘却の時代に生まれた明暗。『スター・ウォーズ』と『この世界の片隅に』 | CINRA

    「スター・ウォーズはファンが忖度しながら観るもの」42年にわたる神話はついに終焉を迎えた 昨年末、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が公開され、42年にわたる「スター・ウォーズ」の神話が終わった。賛否両論あるとはいえ、最終決戦へと至る後半の盛り上がりや、ルークの故郷である惑星タトゥイーンで終わるラストは、1977年からの最初の三部作や1999年の新三部作からSWを追ってきたファンの感情を揺さぶるものだ。結局のところ「名もなきただの人」ではなかったレイだが、最後まで味方にも敵にも過度にのめり込むことなく美しく孤立する在りようも気高かった。自分はおおむね満足している。 『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』特別映像 もっとも、ラストのカイロ・レン=ベン・ソロとレイの唐突なキスシーンは蛇足に感じたし、続三部作のベストキャラクターだったカイロ・レンには、その後の贖罪の旅を描く物

    忘却の時代に生まれた明暗。『スター・ウォーズ』と『この世界の片隅に』 | CINRA
    chintaro3
    chintaro3 2020/01/21
    SWはまだまだ続きがありそうなエンディングだったよね?
  • あまりのリアルさに大阪市が慌てた 映画『解放区』を監督らが語る | CINRA

    文化庁からの補助金が全額支給されないことが決定するなど、『あいちトリエンナーレ』の企画展のひとつである「表現の不自由展・その後」をめぐる一連の動きが、14日に同芸術祭が閉会したいまもなお、物議を醸すなか、かつて大阪市の助成金を受けながら、その内容の一部修正を求められた挙句、監督自らそれを拒否。助成金の返還を余儀なくなされた1映画が、完成から5年という歳月を経て、遂に一般公開される。 その映画の名は、『解放区』。友人の自殺を直視したドキュメンタリー映画『わたしたちの特別な時間の終わり』(2013年)でセンセーションを巻き起こした太田信吾監督が、初めてドキュメンタリーではない劇映画として生み出した作品だ。俳優としても活動する太田監督自らが演じる、ドキュメンタリー作家「未満」の男が、紆余曲折の果てに、自らカメラを持って大阪・西成の街に飛び込んでいくというこの映画。ドキュメンタリーの手法を用い

    あまりのリアルさに大阪市が慌てた 映画『解放区』を監督らが語る | CINRA
    chintaro3
    chintaro3 2019/10/19
    お金ってのは権力を数値化したものだからね。
  • パソコン音楽クラブの部活感の秘密。作家性や主張より大事なこと | CINRA

    2015年の発足以来、SoundCloudやBandcampでの作品発表や「Maltine Records」からのEPリリースなどを経て、その名を着実に知らしめてきたDTMユニット、パソコン音楽クラブ。メンバーに関する詳細も不明、かつメディアへの公式な露出もごく限られるなど、その謎めいた活動実態と特異な音楽性ゆえ、ときに海外のヴェイパーウェイヴ文化とも関連付けて語られてきた。 1980年代~1990年代に音楽制作で汎用され、今では「ハードオフ」のジャンクコーナーに眠っているような各種シンセサイザーや音源モジュールをあえて操ることで繰り出される彼らの音楽は、一聴するとどこか「懐かしさ」に浸されているようにも思えるかもしれない。しかし、コンセプチュアルな(ように思わされる)その制作スタイルや、何よりネットレーベル文化以降というべき自由な感性に彩られた楽曲たちは、たしかに時代の先端に漂う空気と触

    パソコン音楽クラブの部活感の秘密。作家性や主張より大事なこと | CINRA
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    chintaro3 2019/09/08
     いいね。いつまでも遊びの延長線上であってほしい
  • ポール・マッカートニーが日本で語る、感受性豊かな若い人たちへ - インタビュー : CINRA.NET

    9月7日に5年ぶりのニューアルバム『Egypt Station』をリリースし、36年ぶりの全米ナンバーワンを獲得したポール・マッカートニーが、10月29日に来日。日より『フレッシュン・アップ ジャパン・ツアー2018』を東京ドーム、両国国技館、ナゴヤドームで開催する。 来日した翌日の30日には、東京ドームにて念入りなリハーサルを行ったポール。そのリハーサル終了後、「若くて感受性豊かな人たちに自分の想いを届けたい」という彼の要望を受け、CINRA.NET独占インタビューを行うことに成功した。 「Sir」の称号を持ち、ロックミュージックの歴史を半世紀以上も更新し続けてきたレジェンド中のレジェンド。しかし目の前の彼は、ステージでの振る舞いとまったく変わらない、気さくでチャーミングなジェントルマンだった。 (メイン画像:© MPL Communications / MJ Kim) 50年がこんな

    ポール・マッカートニーが日本で語る、感受性豊かな若い人たちへ - インタビュー : CINRA.NET
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    chintaro3 2018/10/31
     「というか、僕は今も17歳だからね!(笑)」 井上喜久子さんが喜びそうなコメントw
  • バウハウス創立100周年 今日的意義を再考する『バウハウスへの応答』展 | CINRA

    展覧会『バウハウスへの応答』が8月4日から京都・京都国立近代美術館で開催される。 1919年にドイツで設立された総合芸術学校・バウハウス。来年2019年には創立100周年を迎える。 同展は、100周年にあたりドイツで開催される記念事業『バウハウス100』の主要な国際プロジェクト『bauhaus imaginista(創造のバウハウス)』の一環として、日国内で唯一開催される展覧会となる。バウハウスの工房教育と予備課程といった教育理念やカリキュラムが、日とインドという異なる歴史文化背景を持つ地域でどのように展開してきたのかに注目し、約100点の関連資料や記録、当時の学生たちの作品などを展示する。 また同展にあわせ、スウェーデンを拠点に活動するルカ・フライ、ロンドンを拠点とするオトリス・グループが、バウハウスと日とインドを巡る作品を新たに制作。彼らの作品はプロジェクトの最終形として201

    バウハウス創立100周年 今日的意義を再考する『バウハウスへの応答』展 | CINRA
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    chintaro3 2018/08/04
  • 電子工作ユニット「ギャル電」が企む、マジ卍なニューカルチャー | CINRA

    「テンアゲ~」「バイブスやばい!」「マジ卍~」。数々のギャル語に象徴されるように、ギャルカルチャーは想像もつかないスピードで進化し続けてきた。そんな中、満を持したかのように突如現れたのが、ギャル電だ。「ギャルも電子工作する時代」をスローガンに、ギャルによるギャルのためのテクノロジーを提案する電子工作ユニットである。 きょうことまお、もちろん見た目は渋谷系ギャル。ハンダゴテ片手に「光ればモテるし~!」と、独特のユルい「バイブス」が漂っている。だが彼女たちが着ているウェアに銘打たれているのは、「技術的特異点」「感電上等」など、特攻服ばりのいい漢字(感じ)。そして二人が生み出す作品はどれもピコピコ光って、夜の街で否応なく目を引くのだ。 だが、作品といえども決してアートではないらしい。「誰にでも電子工作はできるし、ギャル電になれる!」と話す彼女たちは、電子工作×ギャルの極意を広めるべく各地でイベン

    電子工作ユニット「ギャル電」が企む、マジ卍なニューカルチャー | CINRA
  • 大塚愛が15年の変化を語る「昔の曲に敬意を表せるようになった」 | CINRA

    大塚愛が、初のピアノ弾き語りアルバム『aio piano』をリリースした。初期の代表曲から最近の楽曲まで、「ピアノと歌」のみのアレンジで生まれ変わった全7曲(そのうちの1曲はインストゥルメンタル)を聴くと、彼女の持つコンポーザーとしての非凡な才能と、味わい深い声の魅力を改めて思い知らされる。孤独に寄り添い、自分自身と向き合うようなその内容に驚かされるだろう。 今年でデビュー15年を迎える大塚愛。ただひたすら「売れたい」と考えていた彼女は、早い段階でその目標を達成した後、どのような紆余曲折を辿ってきたのだろうか。“さくらんぼ”の制作秘話やパブリックイメージとのギャップ、出産が彼女に与えた感覚など、ときおりジョークを交えながら、たっぷりと語ってくれた。 “さくらんぼ”のイメージでピンクのセットを組まれたり、フワフワなボールが出てきたり(笑)、それで窮屈な思いをしました。 —今年はデビュー15周

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    chintaro3 2018/03/03
  • 「DASH村」はTOKIOをどう変えた? 番組プロデューサーに訊く | CINRA

    TOKIOの五人が大自然を舞台にマルチな活躍をみせる異色のバラエティー番組として、子どもから大人まで幅広い層に愛されている『ザ!鉄腕!DASH!!』(日テレビ系)。その人気企画「DASH村」で経験を積み、今や自然体験のエキスパートと言えるほどの存在となったTOKIOは、自然とふれあい、農業を学ぶことで、どのように変化し、成長したのだろうか。 自然の魅力とそこでの体験価値を発見する東京都の新事業『Nature Tokyo Experience』の始動にあたり、『ザ!鉄腕!DASH!!』のプロデューサー・島田総一郎に話を訊いた。都会暮らしのアイドルテレビマンが、「DASH村」にハマった理由はどこにあるのか。都市で生活する現代人がいきなり自然に飛び込む面白さや感動、「DASH村」の経験から島田が実感した地域住民と交流することの面白さなど、大いに語ってもらった。 「DASH村」には、何もないが

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    chintaro3 2017/07/21
  • パラパラに熱中したギャルの青春時代と現在の苦悩を描く『黒い暴動』 | CINRA

    映画『黒い暴動♥』が、2016年夏に公開される。 同作は、「ギャル」としてパラパラに青春をかける高校時代と、「アラサー」として苦悩する現在の女性を同時に描く映画。高校時代のパートには、バラエティー番組『月曜から夜ふかし』にも登場したBlack Diamondから選抜された15人が出演している。 監督と脚を務めたのは、俳優としてテレビドラマや映画にも出演する宇賀那健一。「ギャルとは、 あの時代に日女子の間だけで起こった、ロックンロールだ!」という信念のもとで同作を作り上げたという。撮影は石川・内灘町を中心に行われた。配給はSPOTTED PRODUCTIONSが担当する。 なお同作と連動して、宇賀那がプロデュースしている飲店「Alternative Cafe & Bar VANDALISM渋谷」内に期間限定ショップ「ガングロカフェ -夜ふかし営業中-」がオープン。同店はBlack Di

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    chintaro3 2015/11/23
  • 少女が望んだ日本のアニメコスプレが起こす悲劇、スペイン新鋭監督作 | CINRA

    映画『マジカル・ガール』が、2016年3月から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかで公開される。 スペイン出身のカルロス・ベルムト監督による劇場デビュー作となる同作。白血病で余命わずかの少女・アリシアの夢を叶えるために、失業中の父・ルイスが彼女が大好きな日のアニメ『魔法少女ユキコ』の高額なコスチュームを手に入れようと決意したことをきっかけに、心に闇を抱える女性・バルバラ、訳ありの元教師・ダミアンを巻き込んだ悲劇が展開される、というあらすじだ。 同作は、昨年の『サンセバスチャン国際映画祭』でグランプリと監督賞を受賞。『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』などの作品で知られるペドロ・アルモドバル監督は同作に寄せて「何年かぶりに心を打たれる衝撃的な映画に出会った。監督のカルロス・ベルムトは、深く、予測不可能なツイストによって、すべ

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    chintaro3 2015/11/10
  • 八代亜紀が語る、ホステスや罪人の哀しみも支えてきた歌手人生 | CINRA

    “舟唄”“雨の慕情”“愛の終着駅”……ヒット曲を数多く持つ演歌界の大御所が、この数年、新たな音楽ジャンルへの挑戦を続けている。2012年にリリースしたジャズアルバム『夜のアルバム』は世界75か国で配信され、ニューヨークのジャズクラブ「Birdland」でのライブも実現させた。マーティ・フリードマン作曲“MU-JO”ではロックにも挑んだ。今回リリースされる『哀歌-aiuta-』はブルースアルバム。寺岡呼人プロデュースの作は、ブルースの名曲カバーに加え、THE BAWDIES、横山剣、中村中からの楽曲提供を受け、歌手・八代亜紀の心をブルースに注いだ。 人に寄り添い、共に悩み、その声を届ける。八代は、「私は表現者ではなく代弁者」と語る。八代亜紀の音楽には、哀しみの中にある人への眼差しが通底する。だからこそジャンルを越境しようとも、決してジャンルに飲み込まれない温かみを帯びる。終始微笑みながら丁

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    chintaro3 2015/10/28
  • 椎名もたが逝去、14歳から楽曲制作を開始した20歳の音楽家 | CINRA

    椎名もたが、7月23日に逝去したことがわかった。享年20歳。 「椎名もた」こと溝口遼は、14歳から楽曲制作を開始。ボーカロイドを用いた楽曲を「ぽわぽわP」名義で動画サイトなどに投稿して頭角を現し、2012年リリースの1stアルバム『夢のまにまに』を弱冠16歳で発表したことを皮切りに、2013年にEP『コケガネのうた』と2ndアルバム『アルターワー・セツナポップ』、2015年には20歳を迎えるにあたって自らの人生を振り返った3rdアルバム『生きる』を発表した。 死因などは明らかにされていない。お別れ会となる『siinamota presents「ceremony of siinamota」』は、7月28日に神奈川・川崎のかわさき南部斎苑で開催。葬儀、告別式は近親者のみで執り行われる。供花は7月28日11:00まで受け付ける。

    椎名もたが逝去、14歳から楽曲制作を開始した20歳の音楽家 | CINRA
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    chintaro3 2015/07/27
  • 北野武インタビュー「老人を大切にしようなんて、大きなお世話」 | CINRA

    北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』が、4月25日から全国公開される。その内容は、元ヤクザのジジイたちがオレオレ詐欺集団の若者と対決を繰り広げるという筋書きのエンターテイメント作品。近年の『アウトレイジ』シリーズでは強烈な暴力描写が話題となったが、今作はこれまでの北野映画の中でも最も笑いの要素を前面に押し出した、コミカルな一作だ。「金無し、先無し、怖いモノ無し!」というキャッチコピー通り、登場するジジイたちの行動原理は、「ノーフューチャー」なパンク魂に満ちたもの。それが痛快な物語の原動力になっている。 一方で、近年の日においては、昭和時代など過去を賛美しノスタルジーをかき立てるような作品が娯楽映画の王道となっているのも事実。そんな中、なぜ北野武は「ノーフューチャー」なジジイたちをモチーフにした映画を撮ろうと考えたのか? 高齢化社会が格化する中、人は老いとどう向き合っていくべきなの

    北野武インタビュー「老人を大切にしようなんて、大きなお世話」 | CINRA
  • 世の中から「芸術」が見放されないために、公立劇場の危険な戦い | CINRA

    演劇祭と名のつくイベントは日中にあふれているが、静岡県舞台芸術センター(以下SPAC)の『ふじのくに⇄せかい演劇祭』のような成功例は稀だ。芸術総監督・宮城聰が中心になってプログラムする作品は、「超一流」ではあっても「権威」ではない、「話題」にはなっても「話題作り」ではない国内外の刺激的な作品たちで、GWにかかる開催期間中は全国から多くの観客が詰めかける。 今年の同祭のテーマは「さっ、出かけましょ! 空気を読まなくていい世界へ」。明るいトーンの呼びかけの裏には、昨今の日に対する宮城の危機感が込められている。宮城と、同祭で初となる移動型の演劇作品『例えば朝9時には誰がルーム51の角を曲がってくるか知っていたとする』を作るアーティスト、鈴木一郎太と西尾佳織の三人に、空気を読まずにすくい取ろうとしている大切なことを聞いた。 僕も含めて芸術をやっている人は、どこか「世の中の役に立ってないかもしれ

    世の中から「芸術」が見放されないために、公立劇場の危険な戦い | CINRA
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    chintaro3 2015/04/11
    空気を読んだ作品は面白くないという話は、今のアニメにも言えそう
  • 現実は小説よりもバカバカしい リリー・フランキーインタビュー | CINRA

    凶悪殺人で死刑囚となった男が、自分の犯したさらなる3つの殺人について、監獄から告白を始める。首謀者とされる「先生」と呼ばれる人物について聞かされたジャーナリストは次第に事件にのめり込み、真相を世に公表するために調査を開始する。実際にあった事件を題材にしたノンフィクションを原作にしつつ、監督・白石和彌がシリアスな犯罪映画として、またひりつくようなエンターテイメントとして結実させた映画『凶悪』。事件の真相を暴き出そうとするジャーナリストを山田孝之、未解決事件を獄中から告発する死刑囚にピエール瀧、ジャーナリストのを池脇千鶴が演じる豪華キャストも話題だ。特に、「先生」役をつとめたリリー・フランキーは、悪の権化ともいうべき絶対的な「凶悪」の存在感を醸し出し、作中で異彩を放っている。イラストレーター、ライター、エッセイスト、小説家……と数え上げれば切りがないほどに表現者としても多才な彼は、この作品を

    現実は小説よりもバカバカしい リリー・フランキーインタビュー | CINRA