スクウェア・エニックスによるスマホ向けアプリ『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』(以下、『幻影戦争』)が、2022年11月14日に3周年を迎えた。 今回、弊誌では本作および『ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス』(以下、『FFBE』)シリーズプロデューサーを務める広野啓氏、『幻影戦争』運営プロデューサーの中井和秀氏、運営ディレクターの小倉悠吾氏の3名にインタビューを実施した。 本作の3年間の歩みに加え、多くのプレイヤーから好評を博しているというレベルデザイン(※ 1)に関する話題や、一見すると運営上“損”にも思えるような既存キャラクターへのアップデートの取り組みなど、長期的に運営を継続するための秘訣を訊いたので、本稿でお届けしていこう。 ※ 1 ソーシャルゲームにおけるパラメータをめぐる設計をレベルデザインと呼ぶべきか