新型コロナウイルスへの対策として、中国の学校ではITを活用した自宅学習が急速に普及しています。ところが、そこで活用される授業アプリに「低評価」が集まればアプリが削除されて勉強しなくてよくなる……とのうわさが子どもたちの間で流行。アリババのコミュニケーションアプリ「Ding Talk(ディントーク)」が子どもたちから低評価の爆撃を受ける事態に発展しました。 アリババによると、2月10日には60万人の教師と5000万人の子どもがリモート授業に「Ding Talk」を使用。国の「授業を止めても学びは止めない(停課不停学)」というスローガンのと共に、リモート授業が急速に推し進められました。 そんな中、子どもたちの間で「アプリに低評価が集まればストアがアプリを削除してくれる」とのうわさが拡散。英「ロンドン・レビュー・オブ・ブックス」によれば、アプリの評価は星4.9から一晩で星1.4にまで急落したとの