長期にわたる疲労感と共に微熱・筋力低下・思考力の低下・睡眠障害といった症状を呈する「慢性疲労症候群」は慢性疲労と名前が似ているため軽視されがちですが、実際には歩くことも話すことも困難になる重篤な病です。「私は死んでしまったのに、世界が動き続けるのを見つづけなければならないように感じていた」と語るJennifer Breaさんも患者の1人ですが、「慢性疲労症候群を人々に理解してもらうには、視覚的なイメージが必要である」と気づいたことからドキュメンタリー「Unrest」を制作しており、その予告編を見るだけでも、この疾患がどれほど人の人生を破壊するのかが分かります。 Unrest_Trailer on Vimeo 「子どもの頃から、私は世界を丸ごと飲み込んでみたいと感じていたし、何でも可能になると思ってきました」と語るJennifer Breaさんはハーバード大学で博士号を取得し、その後プリンス