Parrots in captivity seem to enjoy video-chatting with their friends on Messenger
HIVは無害でエイズの原因ではなく、治療に用いる抗レトロウィルス薬こそがエイズの原因で、政府、製薬会社、科学者がその有害な薬を売るためにエイズという伝染病を作りだした――そんな、科学的根拠が全くなく、完全に否定されているはずの説が世界中に広がりつつある。その、疑似科学と陰謀論とが融合した「HIV/エイズ否認主義」はなぜ広まっているのか、その発生要因と影響の分析、主要論者の紹介、そして彼らの説に対する科学の側からの反論をまとめた一冊である。 HIV/エイズ否認主義HIV/エイズ否認主義の主張の主な特徴は本書によると以下の通りだ。(P17) ・自分たちだけが「HIVは無害なウィルスで病気の原因とはなりえず、抗HIV薬は毒物で、エイズを引きおこすDNAのターミネーターに他ならない」という真実を知っていると考えている。 ・「巨大製薬産業と医学界が国立衛生研究所と生物医科学全般を堕落させてきた。」と
既に述べてきたように... HIV否定論の立場をとったMbeki政権によるAIDS犠牲者数は33万人 (2008/11/17) 2000~2005年のAIDSに死亡者数は250万と推定されており、Harvard School of Public Health (2008/10/20)によれば、33万人がMbeki政権のHIV否定論によるもの。 南アフリカのHIV感染拡大は1990年から (2008/11/18) しかし、HIV感染拡大は、南アフリカ最後の白人政権から進行しており、Nelson Mandela政権ものとでアウトブレーク。感染拡大に責任はThabo Mbeki前大統領ではなく、Nelson Mandela元大統領にある。繰り返しになるが、感染拡大をふりかえっておくと... 南アフリカ政府は、1990年以降、サンプル調査により妊婦のHIV感染率の調査を続けてきた:3.2.3 Sa
Tweets by @kumicit ■東芝がウェスチングハウスをコントロールできないことが勝利の決め手だった?(04/09) ■人生に意味を与えるUFO(03/14) ■UFO統計(03/14) ■2011年9月20日(01/30) ■180年くらい歴史がありそうな都市伝説「ブアメードの血」(08/06) ■143年の歴史を誇る都市伝説「ブアメードの血」Update 2016/08/05(08/05) ■メモ「人種偏見と発砲判断」(07/24) ■ハーブレメディは見過ごされている世界的健康被害(05/30) ■メモ「メスメリズムで死人が蘇生すると書いてたHahnemann」(05/08) ■メモ「ホメオパシーとデュナミスの関連調査中...」(05/05) ■メモ「危機的状況化での非難の政治力学」(04/24) ■メモ「災害後の人々の行動」(04/21) ■東芝がウェスチングハウスをコント
[Statistical release P0441 -- Gross Domestic Product --Annual estimates per region 1995 – 2007, THE NATIONAL HIV AND SYPHILIS PREVALENCE SURVEY SOUTH AFRICA 2007] ひとりあたりのGDPもCIA Factbookによれば$9963で世界61位、東南アジア諸国やロシアやブラジルやトルコや中国などよりも上位にある。豊かさの基準である1万ドルにほぼ到達している[Nation Master]。これはNelson Mandela政権もThabo Mbeki政権も経済運営を間違っていないことを示している。 もちろん、南アフリカには貧困問題がある。Nelson Mandela政権もThabo Mbeki政権もこれを重視し対策してきた。その結果、ゆ
ごぶさたさたでー!(まだ金曜日だけど) 今日の論文は、有名すぎて知らない人がいない、ウイルス界の花形ことヒト免疫不全ウイルス(HIV)がテーマでございます。 HIV-1 causes CD4 cell death through DNA-dependent protein kinase during viral integration : Nature : Nature Publishing Group このHIV、免疫不全ウイルスというからには免疫が不全になるよーな悪さをするウイルスなんでございますが、その一番かんじんな部分であるところのCD4+T細胞(ヘルパーT細胞と呼ばれるやつです)をぶっころ死な仕組みがいまいち良く分かってませんでした。CD4+T細胞は免疫系の司令塔というか、影のドンというか、裏番というか、遠藤みたいな役割の細胞です*1。こいつが死ぬと、みんな何したらいいのか分から
母親からエイズウイルス(HIV)に感染した生後30時間の新生児に治療薬を集中投与したところ、HIVが消滅したと米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)が3日報じた。世界初の例という。 ジョンズ・ホプキンス大のデボラ・パーサード准教授らが明らかにした。国連の調査では2011年に世界で推計33万人の赤ん坊が新たにHIVに感染した。今回の症例が科学的に検証、確認されれば、世界的に推奨されるのは確実だ。 HIVが消えたとされる新生児は10年秋、米南部ミシシッピ州で出生。名前や性別は明らかにされていない。妊娠中に子宮内で感染したとみられる。感染の確認検査結果を待たず、直ちに通常の予防措置と違う治療薬の大量投与などを行ったところウイルスの量が急減し、1カ月後には検出できなくなった。 HIVが治療薬の到達できない体内の部分に蓄えられる前に、ウイルスを殺せたのではないかとの仮説が考えられている。(共同)
昨年末のこのエントリでちょっと触れた、モーリス・ヒルマン博士。うさじまも、実はこの方を存じなかったのですが、調べてみると、なかなかすごい方で、なのに知名度は高くなくて、「モーリス・ヒルマン」で検索すると以下に紹介する動画関連の記事ばかり上位に来るので、どうなんだと思い、紹介&動画の内容を検証をすることにしました。 モーリス・ヒルマン博士とは モーリス・ヒルマン(Maurice Hilleman)博士は、Wikipediaによれば、1919年生まれ、2005年没の、アメリカ人微生物学者です。2005年の「ニューヨーク・タイムズ」や「エコノミスト」、「インディペンデント」等の新聞に、博士の追悼記事が掲載されています。 Obituary: Maurice Hilleman, vaccine creator The New York Times, 2005.4.13 Maurice Hillema
科学, ウイルス, ウイルスHIVに対して最初から抵抗性を持つ人たちがいるという話はたまに聞くと思うけれど、この人はエイズから完治した唯一の人間ということで"Berlin patient"の奇跡として報じられていた。CNNのニュースを受けて当ブログでも紹介していました(HIVがいなくなったわけ - 蝉コロン)。 この"Berlin patient"は2006年に急性骨髄性白血病の治療のため、骨髄移植をしたのだけれど、このときのドナーがHIVが細胞内にエントリーするのに必要なCCR5というのの遺伝子を欠損していて、HIV抵抗性を持っていた。その後、HIVがseronegative(ウイルスに対する抗体が作られているという感染の指標で陰性)であることが分かり、2010年12月にcured(回復した)とされた。それが以前のエントリ。論文はN Engl J Med. 2009 Feb 12;360
社会http://www.nature.com/news/paper-denying-hiv-aids-link-secures-publication-1.9737 元々は2009年にMedical Hypothesisという学術誌に登場していた。この雑誌はMEDLINEでヒットするけども実は査読が無い(editorの一存で決まる)(ラディカルな意見をどしどしお寄せ下さい)という恐ろしい雑誌で長いこと問題視されていたが、「HIVはAIDSの原因でない」論文が出たことでついにみんなの堪忍袋の緒が切れて、この論文は出版社であるエルゼビアが直々に取り下げ、ちょっと風変わりなeditor-in-cheifはクビになった。ちなみにMedical Hypothesisはその他にもいろいろ論文が過去出ていたのでMedical Hypothesesという雑誌 - 蝉コロンを御覧ください。現在は態勢が刷新
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米幼児向け教育番組「セサミストリート」のナイジェリア版「セサミスクエア(Sesame Square)」 の1場面(2011年5月17日公開)。(c)AFP/SESAME SQUARE 【5月23日 AFP】米国で人気の教育番組「セサミストリート(Sesame Street)」といえば、小学校就学前の子どもたちが楽しみながら文字や数字を学べるプログラムだが、21日に放映を開始したナイジェリア版は、アフリカならではの味付けが施されている。 番組タイトルが「セサミスクエア(Sesame Square、セサミ広場)」に代わり、ビッグバード(Big Bird)がナイジェリア訛りの英語を話すというだけではない。ナイジェリアの主食ヤムイモが大好物の「ゾビ(Zobi)」や、母親をエイズ(HIV/AIDS)で亡くし自らもHIV陽性という5歳の少女「カミ(Kami)」など、米国版にはないキャラクターが登場する
HIV感染防ぐ膣用ジェルの開発に大きな進展、米科学誌 国際ニュース : AFPBB News まあ記事タイトル見たときは、つい最近のバナナにHIV予防成分 - 蝉コロンみたいなもんかなくらいに思っていたら、Science誌のホットトピックだった。Science/AAAS | Science Magazine: Prevention of HIV Infection in Women。ScienceExpressなのにFree accessになってる。けっこう本気か。 調査の対象は南アフリカKwaZulu-Natalって所のHIVに感染してない18から40歳の女性。Tenofovirジェルの効果をplaceboジェルと比較して調べている。30ヶ月間の追跡調査。Tenofovirはレトロウイルスの逆転写酵素阻害剤でこれ自身は以前から使われている。この辺も薬剤の開発と耐性株出現の追いかけっこなん
オーストリア・ウィーン(Vienna)で開かれた第18回国際エイズ会議(International AIDS Conference)で公開されたエイズウイルス(HIV)感染を防ぐ膣用ジェル(2010年7月21日撮影)。(c)AFP/SAMUEL KUBANI 【7月20日 AFP】(写真追加)エイズウイルス(HIV)への感染を防ぐ膣用ジェルの開発が大きく進展していることが明らかになった。このジェルの完成によって、エイズウイルスの感染率が非常に高いアフリカの女性たちに大きな恩恵がもたらされると見られている。米科学誌サイエンス(Science)上で19日、発表された。 研究者らによると、膣用ジェルの試作品は南アフリカで臨床試験が行われ、エイズウイルスへの感染リスクが39%減少したという。一方、最も継続的に使用していた女性たちのグループでは54%減少したという。 研究を主導した2人のうちの1人、
日本で3番目に新規HIV症例報告の多い愛知県で、病院の看護師が退職をすすめられた、というニュースがありました。 記者は双方からコメントをとっているようです。 HIV感染理由に退職勧奨 愛知・病院側は否定 4月30日 47ニュース HIVに感染している医師も看護師も薬剤師もこれまで通り勤務をしていますし、上司に相談をしている人も多く、個人情報保護などに配慮も行われています。 HIVや肝炎ウイルスに感染している医療従事者への対応については、2010年3月に米国のSHEAをUpdateしました。 このUpdateの概要はインフェクションコントロール2010年春季増刊『臨床ですぐ使える感染対策エビデンス集+現場活用術』に書きました。 記事を細かく見てみましょう。 「看護師は「病院幹部から看護師としては働けないと言われ、退職強要と受け止めた」と話している。病院側は「退職を求める意図はなかった」と、退
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