キリスト教受容の現代的課題 -死者儀礼、とくに墓地を中心に- 一 問題の所在 現代日本において、キリスト教系学校は私学全体の二割を占めている(1)。だが、そこへ通学するのはキリスト教信徒だけではない。むしろ、信徒ではない生徒や教師が多数を占めている(2)。また近年、非信徒たちによる「キリスト教式」結婚式も盛んに行われている。とはいえそれらの人々の多くは、式を契機に入信するわけではない。これらのことは、日本社会で「キリスト教」が表面的に受容されている証左と言えるだろう。そこで想起されるのは、「キリスト教信仰が、一つの思想として受けとめられているために、信仰がまったく個人的いや私的なものとなっている」という指摘である(3)。そして、教会指導者たちは「全人口の一%にも満たない信者数・・」と言い続けている。 だが、一%程度の信者数にもかかわらず、キリスト教に関する研究は少なくない。神学ばか
内閣府ウェブサイトの常時暗号化による「https:」への切り替え Always on TLS of Cabinet Office Website 2019(令和元)年11月更新 Update,November,2019 内閣府ウェブサイトは、2018年11月29日より、常時暗号化通信(TLS1.2)となり、URLが以下のとおり、「https:」に変更となりました。※ ブックマーク機能等に「http:」で始まるURLを登録している場合や、リンクを貼っている場合等は、「https:」から始まるURLに切り替えていただきますよう、お願いいたします。 ※参考:2018年11月から2019年10月までは、httpによる接続を可能とする自動遷移の経過措置をとっておりました。 内閣府ホームページ(https://www.cao.go.jp/) 内閣府共通検索システム Cabinet Office has
→ 最新の議事録へ what's new 【議事録】2006年1月14日に行われた、ised@glocom設計研第7回(講演:鈴木健氏)の議事録をアップしました。(本議事録をもって、全議事録の公開が完了しました。)(2006.8.23) →議事録を読む 情報社会の倫理と 民主主義の精神 鈴木謙介 倫理研第1回 2004年10月30日 鈴木謙介は、情報社会論を「保守主義」・「自由主義」・「共同体主義」の三立場から思想史的に整理する。サイバカスケードやポピュリズムに陥る可能性や、2ちゃんねるやWinnyに見る日本社会の脱社会性の問題が討議される。… →議事録を読む 情報社会と二つの 設計 石橋啓一郎 設計研第1回 2004年12月12日 石橋啓一郎は、インターネットの設計過程を分析しつつ、「設計の場の設計」というメタ的設計の方法論を問う。また討議では、経済学・複雑系・システム論などの視点から、
「感情労働」時代の過酷 以下の「「感情労働」時代の過酷」の記事は現代の傾向を象徴しているのではないだろうか。 「感情労働」時代の過酷 (AERA:2007年06月04日号) http://www.asahi.com/job/special/TKY200706050068.html 看護の領域などで知られる、「感情労働」という言葉がある。「肉体労働」「頭脳労働」と並ぶ言葉で、人間を相手とするために高度な感情コントロールが必要とされる仕事をさすものだ。・・・平たく言えば、働き手が表情や声や態度でその場に適正な感情を演出することが職務として求められており、本来の感情を押し殺さなくてはやりぬけない仕事のことだ。・・・そしてここにきて、この「感情労働」があらゆる職種に広がり始めている。 ・・・「ひと相手の仕事は昔からあっただろうと、働く側の問題点を指摘する声もありますが、一概にそうではないと考えま
馬場靖雄 Sociological Observation and/or Observation of Sociology BABA, Yasuo 【注記】 *本稿は、1999年6月の関西社会学会ミニシンポジウム「ディシプリンとしての社会学」において、報告に対するコメントとして発表したものである。 報告者およびタイトルは以下のとおり。 「社会学と国民国家そしてグローバリゼーション」:油井清光(神戸大) 「ポストモダニティの社会学とシステム理論」:三上剛史(神戸大学) 「社会学における文化の位置」:荻野昌弘(関西学院大) 「社会学とリフレクシヴィティ」:宮本孝二(桃山学院大) コメント:厚東洋輔(大阪大) コメント:馬場靖雄(大東文化大) コーディネーター:大野道邦(奈良女子大) なお本稿は他の報告とともに、『ソシオロジ』45-2に掲載されている。 社会学者が自己の営みを反省的に捉え返し、「
斎藤環 「脳はなぜ心を記述できないか」 講演レポート 日時: 3月6日(火) 14:00−16:00 場所: ユメンヌホール(大阪大学人間科学部東館 2階 207講義室) 概要: 脳科学ブームの昨今、脳で人間の心や社会が説明できるかのような言説がまかり通っている。 しかし実際には、現時点での脳科学は、人間の心や行動を整合的に説明できる学問たりえてはいない。 精神医学者アンリ・エイは、脳の障害と精神症状との間にギャップがあることをふまえて「器質−臨床的隔たり」と呼んだ。 この指摘はいまこそ有用である。 「階層性−非階層性」をキーワードとして、脳科学による心の解明において、設定されるべき限界について述べる。 聴講してきました。 同講演に参加されていた、谷川茂氏(双風社): 「斎藤環さんのセミナーにいってきました」 以下、音声ファイルや配布されたレジュメなどを元に、大まかな記録をアップします。
In the feature documentary THE LOST TOMB OF JESUS a case is made that the 2,000-year-old Tomb of the Ten Ossuaries belonged to the family of Jesus of Nazareth. Navigation About the Show Explore the Tomb Exclusive Video Land of Jesus Filmmakers and Experts Theological Considerations Watch the Press Conference Discussion Forum Related Links Ticker Join the discussion. Roam the land of Jesus. Watch
「ポストモダン」という言葉は、思想家によってその意味が微妙に違ってくる言葉なのではないだろうか。それは現代の特徴を指していることは確かなのだが、あまりにも抽象的な表現なので、何を抽象しているのかが分からないと、現実のイメージに引きずられてしまって、自分にとってこれが現実だと思えるものが「ポストモダン」のイメージに重なって理解されると言うことになるのではないだろうか。 またこの言葉は専門用語として流通しているところもあるので、ある種の専門知識なしに理解することが難しくなっている。たとえば「ポスト・モダン、その簡単な定義と提言」によれば、次のように説明されている。 「モダンとは則ち、機械文明下の近代社会における人間性の解体(脱・中世)として出発した思想であり、機能主義的な単純要素によって構成されていたのに対し、ポスト・モダンとは、あらゆる諸要素を複雑に重ね合わせ、過去の諸思想及び、諸作品等から
このブログを書いているいま、田中議員が安倍新首相に国会で質問をしています。 いろいろ質問していますが、ひとつだけ気になったことを。 もう忘れられてしまっているような気もしますが、NHKのETV2001シリーズ「戦争をどう裁くか」の第二回分として、「問われる戦時性暴力」(2001年1月30日放映)という番組が放映され、その内容をめぐって政治家が介入したかどうかが問題となりました。その介入した(といわれている)政治家のひとりが同首相でした。 同議員は、同首相の歴史認識が右寄りであるという話の文脈で、この件をとりあげていました。で、放送内容の変更に介入したのではないかと同議員が指摘し、同首相は介入していないと答える、というような議論になっていました。 同首相の返答を聞いたあと、同議員は「知ってる人は知っている」というような言い方で、やはり同首相は介入していたんだということを示唆しておりました。お
年報 社会科学基礎論研究 第4号(2005) 特集:現代社会と〈宗教〉の鏡 008 孤独と近代──「収用」と自己という獄屋── 角田幹夫 022 宗教復興と文明論的分析 望月哲也 040 スピリチュアリティ研究の射程と応用可能性──生老病死におけるスピリチュアル体験に着目して── 伊藤雅之 057 「カルト」問題における調査研究の諸問題──フレーミングとナラティブをめぐって── 櫻井義秀 076 宗教社会学者は現代社会をどのように分析するのか?──社会学における宗教研究の歴史と現状── 大谷栄一 論文 096 マゾヒズムと超自我・序説──フロイト精神分析再読解の可能性── 竹中均 114 「男性問題」とは何か──フェミニズム以降の男性をめぐる言説── 田中俊之 132 出産の正常と異常をめぐるポリティックスと胎児の生命観 大出春江 150 シカゴ学派社会学と21 世紀という時代──セカンド
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