非常に強い台風17号は西日本の南の海上を北東へ進み、30日夕方から夜にかけて近畿から関東にかなり接近して上陸するおそれがあります。 気象庁は、猛烈な風や土砂災害、浸水などに厳重に警戒するよう呼びかけています。 気象庁の発表によりますと、非常に強い台風17号は、30日午前6時には種子島の東260キロの海上を1時間に45キロと速度をやや速めて北東へ進んでいるとみられます。 中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートルで、台風の南東側220キロ以内と北西側190キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。 現在、暴風域に入っている地域はありませんが、西日本では南から湿った空気が流れ込んで雨が強まっています。 鹿児島県の奄美地方では、これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。 台風は、このあとも速度を速めながら北