ソユーズ11号 (ロシア語: Союз-11, Soyuz 11) は、ソビエト連邦の有人宇宙船である。コールサインは「ヤンタル(琥珀)」。世界初の宇宙ステーション、サリュート1号へのドッキングに初めて成功したが、大気圏再突入準備中に宇宙船内の空気が失われ、搭乗していた3人の宇宙飛行士が窒息死するという悲劇に終わった。 ミッション[編集] ソユーズ11号は1971年6月6日、カザフ・ソビエト社会主義共和国(現・カザフスタン)にあるバイコヌール宇宙基地より打上げられた。数か月前、ソユーズ10号がサリュート1号への初のドッキングを目指したが、失敗していた。しかしソユーズ11号のサリュート1号へのドッキングは6月7日に成功し、ゲオルギー・ドブロボルスキー、ウラディスラフ・ボルコフ、ビクトル・パツァーエフの3人のクルーは22日間滞在した。これは1973年5月 - 6月にかけてアメリカ合衆国のスカイ