21日午前7時40分ごろ、愛知県一宮市南小渕毛戸の愛知西農協共同利用施設で、敷地内の地下タンクから灯油約8400リットル(約52万円相当)がなくなっているのを男性所長(52)が見つけた。 東日本大震災では燃料不足が深刻化しており、県警一宮署は窃盗事件とみて関連を調べている。 同署によると、なくなったのは、籾(もみ)を乾燥させる機械に使う灯油で、一斗缶約470個分。1万リットル貯蔵のタンクに8900リットル入っており、吸引できる専用の車で盗んだらしい。 施設の門扉の南京錠が壊されていた。所長が19日正午に施設を出た際は異常はなかった。【渡辺隆文】 【関連記事】 窃盗容疑:震災募金箱盗んだ16歳逮捕 神奈川・相模原 ガソリン盗:災害対応の公用車が被害 千葉 窃盗容疑:大阪・池田市の課長を逮捕 パチンコ店で盗み ホテル窃盗:中国人の男3人を再逮捕 警視庁 男性不起訴:私物の財布