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はじめに本書の構成 (1)本書の対象読者本書の表記本書の使い方執筆時点でのGaucheバージョン謝辞第1部: 思想LispとScheme (4)Gaucheの特徴 (1)すべて式であるすべてリストである (1)lambdaは空気のような存在である (2)プログラミングとは名前付け(bind)であるすべて再帰である (2) (2)Schemeのすごい点 (4)すべてオブジェクトである (もしそれがお望みなら)Gaucheの設計思想や誕生の背景Schemeの評価モデルとは? (3)「Lisp脳」の謎に迫る - Schemeプログラマの発想第2部: 実用Schemeスクリプトを書こうSchemeスクリプトを書く (1)コマンドライン引数の値を得るユニットテストを書く (1)CGIを書こうSchemeスクリプトをCGIとして実行するwww.cgiライブラリを利用する (1)手軽にHTMLを生成する
この原稿の最新版について この原稿に加筆した最新版が書籍「プログラミングGauche」に収録されています。 引用や紹介をされる方はなるべく書籍収録版を参照してください。 他の言語のプログラマがSchemeプログラムを書くとき、 どうしても発想が手続き的(procedural)になりがちです。 LispプログラマやSchemeプログラマの発想は手続き的な発想とはどうも違うらしい、 ということは分かるのですが、具体的に何が違うのでしょうか? ここではこの謎に迫ってみましょう。 実例 例えばこんな例題があります。 1から100までの数をプリントするプログラムを書け。ただし3の倍数のときは数の代わりに「Fizz」と、5の倍数のときは「Buzz」とプリントし、3と5両方の倍数の場合には「FizzBuzz」とプリントすること。 どうしてプログラマに・・・プログラムが書けないのか? (原題: Why
1. Scheme のすすめ Scheme を使うと、 美しいコードを書くことができます。 プログラミングが楽しくなります。 これが Scheme を習う唯一の理由です。 Scheme を使って実用的なプログラムを書こうとするとあてが外れるでしょう。 しかし、優秀なハッカーは Scheme 好きが多いので、Scheme を習っておいて損は無いと思います。 実際、最も優れたコンピュータ科学の教科書の1つである Structure and Interpretation of Computer Programs (SICP) 日本語訳:計算機プログラムの構造と解釈 のプログラム例も Scheme で書かれています。 また、GNU は拡張言語に guile という Scheme を採用しています。 guile は MS-Word や Excell のマクロのようなもので、 簡単なスクリプトで、アプ
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