第9回Firebase Cloud MessagingとFirebase Notificationsでメッセージを送信する 白山文彦 2016-07-19
これまでの連載で見てきたように、Firebaseのデータベースは任意のJSONオブジェクトをツリー状に保持できる柔軟なNoSQLです。一般的なリレーショナルデータベースのような厳格なスキーマ定義等は存在せず、自由な発想でデータを格納することができます。 しかしながら、必要なデータを何でも1つのツリーの中に含めてしまうと、思いもよらない無駄な大量のデータ転送やパフォーマンスの低下を招くことがあります。今回は、Firebaseで効率的かつ高速にデータを扱うためのベストプラクティスをご紹介します。 今回は例として以下のようなチャットアプリケーションを想定し、データをどのように持つとより効率的なのかを確認していきたいと思います。 チャットルームが複数存在する チャットのメッセージはルームごとに管理する 複数ユーザがおり、ユーザは任意のルームに参加して発言することができる 効率的なデータ構造 データ
Webデザイナーなら知っておくべき サーバ知識相談室 第3回SSL証明書ビギナー歓迎! httpsから始まるURLの役割と仕組みを0から学ぼう 昨年12月に話題になっていた、次のニュースを覚えていますか? 痛いニュース(ノ∀`) : Firefoxでハローワークのサイトを開くと警告「安全性が確認できません」 - ライブドアブログ 要約すると、ハローワークのサイトをFirefoxで開くと「接続の安全性が確認できない」という警告画面が出て、サイトが表示されない事態になっていたというニュースです。さてここで「うわー、ハローワークいけてないな」と思われた方に質問です。このニュースが言っていることがきちんと分かりましたか? 「ハローワークが何かやらかしたようだ」ということは分かると思います。そして、ニュース内で「証明書」という単語が何回か出てくるため、もしかしたらSSL証明書がらみで何か失敗した
はじめに SinatraやRamazeといったRubyのWebアプケーションフレームワークに興味をお持ちの方であれば、Rackという名前をしばしば目にしているかもしれません。どうやら様々なフレームワークに使われているらしいのだけど、そいつが一体なんなのかよくわからない、そんなあなたのために今日はそのRackをご紹介したいと思います。 様々なフレームワーク、様々なアプリケーションサーバ しばらく前なら、Ruby on Railsブームの真っ只中、Rubyと言えばRails、Webアプリケーションを作るならRails、といったイメージを持たれていた方も多かったと思います。実際にWebアプリケーションを作ったり、Rubyに触れたりしたきっかけがRailsだったという方も多いでしょう。 しかし最近は、RubyのWebアプケーションフレームワークと一口に言っても、非常に簡単にアプリケーションが書けて
今回から始まった「ゼロから学ぶOAuth」。全4回の特集にて、これからのWebサービスを開発する上で不可欠な技術「OAuth」について取り上げます。初回は、OAuthの概念について取り上げます。 はじめに はじめまして、iKnow!改めsmart.fmの真武です。現在smart.fmでは、OAuthやOpenID、OpenSocial、Semantic WebやActivity Streamなどといった新しい技術の導入を積極的に行いサイトを活性化させるとともに、smart.fm APIを通じて我々の技術を外部のデベロッパの方々にも提供しています。 smart.fmは日本最大のOpenID Relying Partyであるだけでなく、国内では数少ないOAuth Consumer(後述)およびOAuth Service Provider(後述)を兼ねるサービスとなっています。こういった背景
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