レシピ通りに料理を作ったのに、なぜか美味しくない…という経験はないだろうか。だいたいにして料理本は、「砂糖ひとつまみ」や「塩少々」など、具体的に何グラムなのか分からない記載が多い。また作り方も、材料の切り方や目安になる焼き色など、言葉だけでは伝わりにくいものが多いのだ。そのためレシピ通りに作っているにもかかわらず、毎日料理を作っている主婦でさえ「いつも同じ味」で料理を仕上げるのは難しい。 そうした“曖昧さ”を排除し、クラウドを活用した動画視聴によって視覚的にもベストな作り方を確認できるようにした料理本が『水島シェフのロジカルクッキング――1ヵ月でプロ級の腕になる31の成功法則』(亜紀書房)である。本著は、科学的調理理論を取り入れ独自の調理指導法を確立した水島弘史シェフが、「再現性」を重視して書き上げた画期的なレシピ本なのだ。 3つの法則を守れば、いつでも誰でも美味しく作れる 通常のレシピ本