ブックマーク / jp.ign.com (6)

  • 年下の女と若王子先生

    冬の海には特別な思い出が眠っている。それはかつてあった恋の思い出だ。 遠くで波の音が聞こえる。波の音を聞きながら踏みしめる海岸の湿ってどろりとした砂は、底に不愉快な感触を残す。ひとつぶひとつぶの砂粒に秘めた凍てつく冷たさがブーツの底と厚手の下越しにも伝わってくる。ひとりで訪れた冬のお台場の海に、なつかしい、と感じてから、そのなつかしさは果たして物なのだろうかと逡巡する。記憶の中にあるのは、はばたき市にある海の景色だから。 私をかつて助けてくれた彼に会うために私はベンチに座り、鞄から取り出したホワイトカラーのニンテンドー3DSLLに有線のイヤホンを差し込む。体には、『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Season』のソフトが差し込まれていた。 私が好きなのは年上の属性を持つキャラクターだ、昔から変わらない。当然、『ときめきメモリアル Girl's Side 2nd

    年下の女と若王子先生
    cider_kondo
    cider_kondo 2024/02/17
    https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2316099 が(ブコメ含め)「人間、自分の見たい物しか見えない」の全力証明だった。20年後に「何か違う」と思ったとしても、それはid:ichigocageさんの指摘通りで「見たい物」の変化でしかない
  • 噂されている実写映画『キャッツ』の“肛門問題”の新事実が判明――「奴隷のように」働かされたVFXアーティストが監督を非難

    実写映画『キャッツ』についての記事は二度と読むものかとあなたは思っているのかもしれないが、3月に暴露され、ソーシャルメディアで「“肛門カット版”を公開しろ!(Release the Butthole Cut!)」という鬨の声を引き起こした作の肛門のVFX編集に関して、興味深い新事実が最近明かされたのだ。 2019年の最悪の映画と言われ、派手な興行的大失敗を記録した『キャッツ』は、3月にデジタル版がリリースされた。“クソ映画”のファンから変わった好事家まで、この機会にトム・フーパー監督の失敗作を鑑賞し、Twitterで自分の感想を述べている。マリファナをキメて作の視聴体験をTwitterで実況したセス・ローゲンもその1人だった。 ソーシャルメディアを怒りで満たしたSNS投稿は、ローゲンのツイートだけではない。自身も映画制作を手掛けるベン・メクラーが『キャッツ』を理解するために是が非でもそ

    噂されている実写映画『キャッツ』の“肛門問題”の新事実が判明――「奴隷のように」働かされたVFXアーティストが監督を非難
    cider_kondo
    cider_kondo 2020/04/10
    元記事読んだ。アニマティクス(絵コンテの動画化なのでラフな絵である、というかラフさが存在意義)なのにフルレンダリングでないと、「このゴミは何だ?」とか「理解不能。毛はどこだ?」とか監督が文句言ってたそうな
  • 中華娯楽週報 第67回:大型ゲーム展示会China Joyで男がPS4を破壊!中国産ゲーム『原神』の“パクリ騒動”を徹底解説

    こんにちは!「香港ガリ勉眼鏡っ娘ゲーマー」こと歐陽です。中国・香港・台湾を含む中華圏のゲーム映画、アニメなどの情報を発信し、社会事情を分析するコラム「中華娯楽週報」。前回は宮崎駿と中国人の深い縁、そして両者を結び付けた海賊版の決定的な役割を分析した第65回に続き、中華圏における日製アニメの圧倒的人気と、海賊版が作り出した日中文化交流を検証した。“正当性”や“違法性”といった視点だけでは、海賊版の文化的意義を見失ってしまう。“正当化”はしないが、海賊版の文化的価値を“全否定”することもできない。詳しくは第66回をチェックしよう。 さて、今回は最近の中国で発生したゲーム関係の大変な騒動にフォーカスする。8月初旬に上海で開催された中国最大のゲーム展示会China Joyにて、一般参加者の男性が1台のPlayStation 4を会場内で派手に破壊する様子が、Kotakuなど多くのメディアに報道

    中華娯楽週報 第67回:大型ゲーム展示会China Joyで男がPS4を破壊!中国産ゲーム『原神』の“パクリ騒動”を徹底解説
    cider_kondo
    cider_kondo 2019/08/14
    「著作権保護戦士」は字面としては面白いが内容としては割と深刻。こういう極端な聖域視だの過大評価(ひいきの引き倒し)だのは確かに「角を矯めて牛を殺す」そのものでゲームの発展を阻害するように思える
  • 香港ガリ勉眼鏡っ娘ゲーマー

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    cider_kondo
    cider_kondo 2019/08/14
    これは濃い話ばかりだ。迂闊に読むと死にそう(いや迂闊に読んでも面白いけど
  • なぜ『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は賛否両論の問題作なのか?それはゲーマーに対するふかい愛があるからだ

    結果は不評が多いわけだが、その理由はいくつかある。まず、作は原作をかなり端折った展開であるということ。そしてシリーズ作品の音楽の使い方が下品に感じること。あるいは、わかりやすいコメディシーンが多くなっているのも気になるだろう。だが、これらは細かい要素に過ぎない。 重要なのはやはり、ラストの展開だ。終盤、ついに主人公はミルドラースという大魔王に立ち向かうことになるが、そこでいきなり急展開。実は、自分たちのいる場所がVRで作られた偽りの世界であることがわかる。しかもラスボスはミルドラースではなく、VR世界に現れたウイルスだったのだ。 やつはこう語る。ウイルスの制作者はゲームなど「虚無だ」と考えており、だからこそこういうVR世界を破壊するのだと。ビアンカやゲレゲレや息子たちはただのデータとなり、消え去ってゆく。しかし主人公は“ゲームは素晴らしいもうひとつの現実だ”と語り、最後の戦いに勝利するの

    なぜ『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』は賛否両論の問題作なのか?それはゲーマーに対するふかい愛があるからだ
    cider_kondo
    cider_kondo 2019/08/06
    関係ないけど(嘘)今から30年前はちょうど宮崎勤が逮捕されて供述をはじめる直前。その時期にこういう筋立ての映画を出されていたとしても、やっぱり各方面(どういう方面?)から反発を招いただけという気はする
  • 『Wargroove』レビュー 突如あらわれた『ファミコンウォーズ』の完成形

    この世の真理として、槍兵は騎兵に強い、というものがある。これは絶対的な古典である『エイジ オブ エンパイア』の時代からの真理だ。この部分をいじってしまうと、ストラテジーというジャンルがもつ根的な骨組みがばらばらになってしまう。当然である。グーがチョキに負けるようなじゃんけんを、いったい誰が好んで遊ぶというのか? そういうわけで、作はじつに伝統に忠実に、各ユニット同士の相性や能力を設定し、そのうえで遊ぶようにデザインされている。 こうした「ストラテジー・シムの一般常識」とでも呼べそうなものをいちから学ぶ、あるいは復習するためのツールとして、作のシングルプレイヤー・キャンペーンは完璧な出来だ。ここで得た知識はすべての類縁のゲームに応用することができるだろうし、サイドクエストを含めれば50時間以上にものぼる豊富なキャンペーンを終える頃には、どんな入門者でも胸を張ってストラテジー・ゲーマーと

    『Wargroove』レビュー 突如あらわれた『ファミコンウォーズ』の完成形
    cider_kondo
    cider_kondo 2019/02/13
    でも現実世界には「槍兵は騎兵に強い」って真理は実在しないよな。「士気の高い長槍兵の堅固な隊列は、騎兵襲撃に耐える可能性は高い」程度でしかない(そして迂回機動くらって背側に回られて崩壊。地形最重要
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