米国のビジネス雑誌「フォーブス」が大改革に乗り出す。 ペーパー版は9月末に発売する号から誌面を刷新する。ウェブサイトは半年かけて改変し、数百人の寄稿者が自ら執筆し自ら編集した記事を掲載する計画である。 この6月に新設されたチーフ・プロダクト・オフィサーのポストに就任し、「フォーブス」改革の指揮を執るルイス・ドゥボーキンにフォーブス本社でインタビューした。 まず、ドゥボーキンの経歴を見ておこう。 ドゥボーキンは、「ニューヨーク・タイムズ」「ニューズウィーク」「ウォールストリート・ジャーナル」「フォーブス」の編集者などを歴任した後、AOLに移った。AOLでは8年にわたって様々な任務を担当し、芸能情報サイトTMZの創設にも関わった。 こうして、新旧メディアの両方で豊富な経験を積んだ後、ドゥボーキンは、フォーブス・メディアとベンチャーキャピタル・ファームのフューズ・キャピタルが出資したニュースサイ