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オリンピックと登山に関するcinefukのブックマーク (2)

  • 『八甲田山』で死にゆく我々日本人 - 挑戦者ストロング

    映画専門チャンネルで「八甲田山」。確か20年くらい前に、VHSで観たのが初見と思う。画質は悪く、顔の判別も難しかった。今回のは4Kデジタルリマスター版なので、凄まじくクレイジーな極寒のロケ撮影を堪能した。加山雄三とかいい役で出てたんだな、以前は気づかなかった。 映画史に残るクレイジーロケ 兵隊がバタバタ死んでゆく映画の何が面白いのかと初見時に思った。2021年に再び観て思う、これは「日人」をド真ん中で捉えた映画だったのだ。やはり何が面白いのかとは思うけど。 (★3) 戦前は知らず、戦後の日人はなぜか日人がバタバタと大量死する映画が好きだ。「二百三高地」と「八甲田山」はその典型と思うが、ともに大ヒットしている。みんな観たいのだ、日人がバタバタ死ぬ映画を。「敗戦」が全国民共通の原体験となっているため、大量死が限りない共感を呼ぶのだろうと推測する。 史実は詳しく知らぬが映画によると、

    『八甲田山』で死にゆく我々日本人 - 挑戦者ストロング
    cinefuk
    cinefuk 2021/08/20
    "三國連太郎の日本軍メンタリティが、事態の悪化を修正せず、間違っていることを知っていても、一度始めたプロジェクトを止められない。止まる気もない。そして死ぬ。死ぬ死ぬ。そればかりか、死ぬことに陶酔する。"
  • 登山靴で蹴り、“精神棒”で腹をえぐる…56年前の「農大ワンゲル部死のシゴキ事件」はなぜ起きてしまったのか(中小路徹)

    東京オリンピック開催が迫る中、日スポーツ界の体質を再考する意味で、ある昭和の事件を振り返ってみたい。1965年(昭和40年)に起きた東京農大ワンダーフォーゲル部の「死のシゴキ事件」だ。上級生や監督による暴力が繰り広げられた3泊4日の山岳縦走の末、新入生1人が亡くなった。 前年の1964年東京オリンピックで金16、銀5、銅8のメダルラッシュを遂げ、肯定的に叫ばれた「根性主義」がはき違えられた結果、という見立てが当時からあった。その質的な問題は、部活動をはじめとする現代のスポーツ界にもなお通底していて、拭いきれていないのではないか。 当時の新聞報道などから、事件のあらましを再現してみたい。 緊急搬送された学生の「異様な傷跡」 腕や背中一面への擦り傷。特に背中には、直径20センチほどのえぐられたような傷痕。両足の太ももも紫色に腫れ上がっている。そして、眉間から鼻にかけての打撲傷。 入院した大

    登山靴で蹴り、“精神棒”で腹をえぐる…56年前の「農大ワンゲル部死のシゴキ事件」はなぜ起きてしまったのか(中小路徹)
    cinefuk
    cinefuk 2021/07/01
    『心身を鍛え上げる指導という名のもと、暴力の正当化や、権威主義といったゆがみも、スポーツ界で生じてしまった。従順さ、理不尽なことに耐える、その我慢強さが社会で生きる。そうした美徳が、死のシゴキ事件に』
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