アメリカのトランプ政権による関税措置を巡り16日、赤沢経済再生担当相が協議を行うため、アメリカへと出発しました。産業用の振動モーターをアメリカなどに輸出する北九州市の企業は、先行きの不透明さに翻弄されています。 16日に訪ねたのは、北九州市八幡西区の工場です。産業用の振動モーターを作っています。 ■村上精機工作所・橋本尚二 社長 「モーターの軸の両端に重りを付けて振動を発生させる装置です。あらゆるものづくりの会社に当社の製品が使われています。」 自動車や鉄鋼、さらには食品など、さまざまな製造現場で使われている振動モーター。国内シェアはおよそ7割を誇ります。さらに。 ■川崎直人記者 「ずらりと並ぶ振動モーター。オレンジのものはオーストラリアに。そして、こちらは南アフリカに。その隣はアメリカへと輸出されるということです。」 アメリカには毎月200台近く出荷していますが「トランプ関税」がどのよう
