ドイツがウクライナ支援として提供を決めた「ゲパルト」自走対空砲は、文字通り冷戦時代の遺産です。実はドイツでは退役して10年以上になるのですが、それでもこうして白羽の矢が立ったのには、それなりの理由があるはずです。 ドイツの自走対空砲「ゲパルト」がウクライナへ ロシアの侵攻を受けるウクライナへ、各国からの支援が行われています。そうしたなかドイツが2022年4月26日、「ゲパルト」自走対空砲50両をウクライナに提供すると発表しました。 拡大画像 射撃する「ゲパルト」自走対空砲。写真はルーマニア陸軍所属の車両(画像:ルーマニア陸軍)。 ドイツがウクライナに初めて提供する重装備ということで注目されたこの「ゲパルト」は、1973(昭和48)年に配備が始まったという、どちらかといえば旧式兵器になります。旧式ではあるものの、2020年にカタールが「FIFAワールドカップ2022」の警備用として15両、購
「核共有」の議論が盛んになっていて、そのこと自体は全くその種の議論がなかった日本で大きな進展だと思いますが、一つ誤解されているらしきことがあります。これまで相手の中枢部に届く戦略核が「共有」の対象となったことはありません。1/7 https://t.co/OyCYBuEhDZ
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