アメリカのバイデン大統領は、電気自動車の製造で中国に後れを取っているとして「中国に勝たせるわけにはいかない」と訴え、電気自動車の充電設備を全米50万か所に設けることなどを盛り込んだ巨額のインフラ投資計画を実現するため、議会に協力を求めました。 バイデン大統領は18日、中西部ミシガン州にある電気自動車の工場を視察し、演説しました。 この中でバイデン大統領は「自動車産業の未来は電気自動車だ。この競争をリードしているのは率直に言って中国だ」と述べ、アメリカが電気自動車の開発や製造で中国に後れを取っていると強調しました。 そのうえで「われわれは中国に勝たせるわけにはいかず、すみやかに行動しなければならない」と述べ、総額2兆ドル規模のインフラ投資計画を実現する必要があるとして議会に協力を求めました。 バイデン大統領は、気候変動や雇用対策として電気自動車の普及を目指し、インフラ投資計画では電気自動車の
急速に経済発展を続ける中国は、今各都市で急ピッチに地下鉄の整備が進んでいる。 内陸部の大都市、重慶も例外ではなく、ものすごい勢いで公共交通機関が建設されている。 そんな重慶には、ブレードランナーさながらの、SFかっこいい駅があるので、めぐってみた。 重慶とは 重慶ときいてもピンとこない人が多いかもしれないので、どんな町なのかざっと説明しておきたい。 中学地理でもおなじみの長江と、嘉陵江という川がちょうど合流する地点にあるのが重慶の町だ。 重慶市は中国内陸の都市では最大の都市で、市の人口は3000万人以上もある。ただ、市の面積が北海道とほぼ同じくらいある。中心部の市区人口は約900万人程度である。 重慶の中心街、解放碑周辺 重慶は、高層ビルがすごいことになっていて、密度でみたら、もはや香港をしのぐほどではないか。中国の経済成長を否が応にも実感させられる。 そしてもちろん地下鉄がある。しかし、
5月末に、中国の北京に出張してきた。その用件の中身はもうすぐ発表できると思うんだけど、それとは別に、北京の街の風景がまったく変わる出来事が起こっていたから書いておく。 まずは写真を見てほしい。 誇張ではなく、街中がこんな感じなのである。カラフルな「放置自転車」の数々。これは、どこでも借りて、どこでも乗り捨てられる、レンタル自転車なのだ。 自転車を使いたければスマホのアプリから解錠を行う。自転車に乗って、目的地について、カギをかけると利用終了。時間に応じた料金がチャージされる。料金は業者によってまちまちだが、1時間あたり10円から20円くらい。値段も安いし、どこで乗り捨ててもいいのは、圧倒的に便利だ。 このくらいの料金と使いやすさだと、駅から会社までとか、ちょっとお昼に行くときに、買い物に行くときに、と言った感じで、大げさでなくライフスタイルがまったく変わる。若者だけでなく、地元のおじさんお
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