福岡県中間市議会は13日、定例会本会議を開き、福田健次市長が提案した副市長、教育長の人事案を賛成少数で否決して閉会した。市が臨時会を招集して再提案しない限り、今年1月から空席の副市長に加え、片平慎一教育長の任期が終了する来年1月4日以降は教育行政のトップも不在になる。副市長と教育長が不在になれば、福田市政1期目の2017年12月以来5年ぶり。 >>小中学校再編計画11パターン 人事案は副市長に元市民部長の高橋洋氏(67)、教育長に元小学校校長の坂尾基治氏(66)を充てる2議案。福田市長は「行政運営の経験、知識がある」などと理解を求めたが、討論では共産の田口澄雄議員が、福田市政が進めた市立病院廃止や学校再編計画を批判し「市長に進言するくらいの人選が必要だ」と反対意見を述べた。採決は無記名式の投票であり、2議案とも賛成7、反対8だった。 閉会後、福田市長は取材に「私と反対意見の人を選べという理
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