佐賀県を舞台とするオリジナルTVアニメ「ゾンビランドサガ」。2018年の第1期放送から5年目となるいまも、ファンを県内各地に引き寄せ、佐賀の魅力を広める強力なツールとなっている。一方、民間の調査会社による「魅力度ランキング」では昨年、佐賀県は47都道府県の最下位に。
佐賀県を舞台とするオリジナルTVアニメ「ゾンビランドサガ」。2018年の第1期放送から5年目となるいまも、ファンを県内各地に引き寄せ、佐賀の魅力を広める強力なツールとなっている。一方、民間の調査会社による「魅力度ランキング」では昨年、佐賀県は47都道府県の最下位に。
人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの生みの親、アニメーション監督の富野由悠季氏(80)が、毎日新聞などのインタビューに応じた。話題は故郷の神奈川県小田原市にとどまらず、地球の環境問題や教育に及んだ。2021年に傘寿を迎えた巨匠の言葉に、今こそ耳を傾けたい。 小田原の風土が生んだストーリー ガンダムは、人類が宇宙進出する時代を描いている。宇宙に建設した植民地(スペースコロニー)が地球連邦に独立戦争を挑み、兵器としてのロボットを操るパイロットたちが巻き込まれていく物語だ。勧善懲悪ではない筋書きには、故郷の風土が全面的に反映されているという。 「(小田原は)海のものでも山のものでもない、偏りがないところにワールドワイド性があった。だから、作品の中でイデオロギーを持った人をテロ集団にできた。田舎の小さな町だが、住みやすい良いところで、箱根や熱海を背負っている。明治から大正にかけて別荘地帯でもあ
青森県立美術館で現在開催中の「富野由悠季(とみのよしゆき)の世界:ロボットアニメの変革者」は全国6カ所で行われた企画展である。「機動戦士ガンダム」や「伝説巨神イデオン」などの社会現象となったロボットアニメで知られる富野由悠季さんをテーマに、絵コンテやシナリオなどの約3000点もの資料を展示。青森会場を内覧した富野さんに話を聞いた。 目次 1.「富野展」を富野由悠季はどう感じたか? 2.富野由悠季80歳の心境 3.地方から始まった「ガンダム」 4.ロボットアニメがあったから犯罪者にならなかった 5.編集後記 1.「富野展」を富野由悠季はどう感じたか? ――青森会場をご覧になっていかがでしたか? この企画展は福岡、兵庫、島根、静岡、富山、青森の6館目。それぞれの展覧会には学芸員の個性や美術館の特性があり、びっくりしました。うまく説明はできないけど、青森会場は作品ごとに区分けをしたものの、スタッ
この半年、夏に立ち上がる2本の展覧会の準備とカタログ製作に追われていて、ほとんど職場に引きこもり状態。他の展覧会を見にいく暇のない日が続いています。さらに昨年度は展覧会の仕事よりも『青森県立美術館コンセプトブック』という本を作ることに注力していたので、なんとなく頭はずっと「編集モード」のままだったりして。このコンセプトブックは、建築やコレクションを紹介するという単なる美術館ガイド本ではなく、青森県立美術館の建築、コレクションと様々な活動を、青森の風土、文化、食や生活と結びつけながら、「青森とは何か」を探ってみようという1冊。ゆえに書名も『青森/県立美術館/コンセプトブック』と区切った方が分かりやすいかも知れません。いずれにしても、「どこまでも青森に根ざす」という県立美術館の方向性が、青森という強烈なエネルギーを持つ地の風土や精神性によって支えられたものであることが理解できる本に仕上がったの
劇場版は興行収入21億円超、累計動員数120万人を突破 BD発売後も異例のロングランが続く『ガールズ&パンツァー』 「ガルパンはいいぞ」――もはやそう表現するよりほかないほどの快進撃が続いている。テレビ、OVA、劇場版と続いた大ヒットは社会現象とも言える規模になりつつある。そして『ガールズ&パンツァー』の主人公たちが活躍する舞台、茨城県大洗町には日々多くのファンが訪れ、町の人々との交流があちこちで見られる。 どのようにして地方都市「大洗」とアニメ「ガルパン」は幸せな関係を築くことができたのだろうか? その中心人物の一人、バンダイビジュアルの杉山潔プロデューサーに詳しくお話を伺った。 1962年生まれ。大阪府出身。バンダイビジュアル所属。航空・軍事に造詣が深く、「AIR BASE SERIES」をはじめとするドキュメンタリー作品を多く手掛けている。アニメの担当作品には『青の6号』『戦闘妖精雪
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