日本郵便は25日、高齢者向け「みまもりサービス」の利用者を対象に、10月中にタブレット端末を利用した健康確認や買い物支援サービスの実証実験を行うと発表した。米IBM、米アップルと協力して今秋実施するとしていた共同事業で、NTTドコモのネットワークを利用する。来年3月までの予定で、実施地域は山梨県と長崎県。アップル製タブレット端末「iPad(アイパッド)」1000台を希望者に無償で配布する。 10月中に利料可能になるサービスは(1)健康確認(2)服薬確認(3)ご家族ホットライン(4)ご家族アルバム(5)買い物支援。11月からは自治体と連携した地域情報サービスも提供する。 みまもりサービスは2013年10月に提供を開始。現在は北海道と宮城県など5県の567郵便局で提供しているが、10月1日からは東京都と6県にも拡大。セコム、綜合警備保障と協力して新たに「駆けつけサービス」を提供する。 利用者は