スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)の銅像が、英南部ウィンチェスター大のキャンパスに設置された。大学側はグレタさんの等身大の銅像は世界で初めてとしているが、設立に伴う多額出費に、学生団体から「大学の空虚な自己満足」と批判が出ている。英メディアが30日報じた。 大学側はグレタさんを地球温暖化防止に向け世界をリードしていると評価。「サステナビリティー(持続可能性)と社会正義のために勇気を与える彼女をたたえる」と設立理由を説明している。費用は2万3760ポンド(約360万円)という。 これに対し、学生団体はグレタさんの功績を認めた上で「新型コロナウイルスの感染拡大で多くの学生が通学できないなど苦境にある中、銅像の費用を学生支援に充てるべきだ」と求めている。 大学とグレタさんに直接の交流があるかどうかは不明。グレタさんは30日、ツイッターでは銅像についてのコメントを投稿していない
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