「何をいまさら」と思った向きも多かったのではないか――。 24日、関東地方で31店舗のソープランドを展開する老舗「角海老グループ」の「亀有角えび店」の従業員ら5人が売春防止法違反(場所提供業)の疑いで、警視庁保安課と亀有署ら4署の合同捜査本部に摘発された。 逮捕されたのは、グループ内の複数店舗を管理していた、責任者の坂口敏(48)、亀有角えび店店長の坂本大輔(39)両容疑者と従業員3人の計5人。 5人は今年6月20日と23日、売春婦が不特定の客と売春すると知りながら、客から料金をもらい、店の個室を提供した疑い。坂口容疑者は「店の営業方針としてやった」と話し、他の従業員は「売春する場と知りながら、客に場所を提供した」と供述している。 そのシステムは、客が店に「個室サウナ」と称した入浴料を支払い、入室。入浴料とは別に売春婦に直接、サービス料を渡す。そのため、店側は表向き、客と売春婦の間で何をす