どうも、侍功夫です。 ハリセンボン春菜の「マイケル・ムーアじゃねえわ!」でおなじみ『ボウリング・フォー・コロンバイン』。そのタイトルの意味を覚えているだろうか? 1999年、コロンバインで起こった銃乱射事件において、保守系メディアが「犯人の2人はマリリン・マンソンの音楽に影響されて犯行に及んだ。」と報じたことに対し「彼らは犯行直前までボウリングしてたけど、その影響は無いのか?」と、彼らの指摘をバカにしてあてこすったのがタイトルの『ボウリング・フォー・コロンバイン』である。 気に入らないものをスケープゴートにまつり上げてブッ叩く大手メディアのやり口はアメリカに限った話では無い。かつて、日本でも同じようなやり口で、しかも対象となった作品を「禁忌の作品」として潰してしまったことがある。 今回はそんな事件について書いてみようと思う。 ホラー黄金期 アメリカで『13日の金曜日』が公開された80年代初
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