民主党と維新の党が結成する合流新党「民進党」の英語表記をめぐり、維新側が提唱する「Democratic Innovation Party(DIP)」が、インターネット上などで波紋を呼んでいる。DIPには米俗語で「間抜け」との意味があるためで、民主党側の反発も予想される。 DIPについて、維新の江田憲司前代表は「市民の政治参加の促進、深化という意味もある」と採用を訴えている。一方、民主党内では現在の「The Democratic Party of Japan(DPJ)」の継続使用を求める声が根強い。背景には党職員らのメールアドレスを変更しなくて済むなど実務的なメリットもある。