パナソニックホールディングス(HD)は8日、快適な移動体験の提供をコンセプトに、車内空間を中心とした自動車プロデュース事業への参入を検討していることを明らかにした。車内をウイルスへの感染リスクがない「ウイルスフリー」に保つ車など、自社の技術を活用して新たな価値を提供する車を目指す。 パナソニックHD傘下で車載機器を手がけるパナソニックオートモーティブシステムズの永易正吏(ながやすまさし)社長が合同取材で明かした。永易社長は「社内で『パナソニックライフカー』を作りたいと言っている」と説明。新型コロナウイルス禍に対応したウイルスフリーや、災害に強いなど乗る人にとって安全で快適な車内空間を提供できる車を想定する。 電機メーカーではソニーグループがホンダと協業して電気自動車(EV)事業への参入を発表している。永易社長は「自動車メーカーが作るような車を作るのではない。そこにわれわれの価値はない」とし
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