以前に伊藤園とのコラボで自販機がバス停になる話題をお伝えしたが、バスマガジン読者からおおむね「いい取り組みだ」との反響をいただいたが、いくつかの疑問も呈された。そこで、今回はシステムを開発した北九州市のYEデジタルに行き取材した。当該記事は関連記事からご覧いただきたい。 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧ください) ■YEデジタルと西鉄との関係は? まず本社が北九州市にあり、スマートバス停が西鉄バス北九州の停留所から設置されていたので、西鉄の子会社なのかという疑問だが、同社は北九州市の安川電機の関連会社だ。 安川電機は消費者一般には目に留まることの少ない会社だが、産業用ロボットの世界的メーカーでいわゆる日経平均を構成する日本を代表する会社だ。それら産業用機械のシステム開発の一部を担うのがYEデジタルで、スマートバス停の開発もそれらの技術や