宗教が急速にしぼんでいるという話。 gendai.ismedia.jp 今、宗教の世界は大変なことになっている。 日本を含め、先進国においては、宗教は捨てられようとしている。信者が激減し、危機的な事態に陥っているのだ。 日本の宗教団体の信者数は、文化庁が公表している『宗教年鑑』に記載されている。これは、それぞれの宗教法人の報告した数をそのまま載せたもので、果たして実態を反映したものであるかどうかが問題にもなるのだが、そうした表向きの数字を見ただけでも、宗教が捨てられようとしている実態は十分に明らかになってくる。 これは大変重要な問題提起であると思う。 私の記憶を辿っても、宗教は常に「そば」にいた。実家は仏教で仏壇があり、毎月お経を読みにお坊さんが来ていた。高校、大学はキリスト教系の学校だった。何しろ隣に宗教はいた。大学のサークルには創価学会の家庭で育った子がいて同級生だったが、特に勧誘など