米IT大手グーグルが環境に関する年間報告書を発表した/Mike Kai Chen/Bloomberg/Getty Images/File (CNN) 米IT大手グーグルは2日、2024年版の環境に関する年間報告書を発表した。この報告書によると、同社の温室効果ガス排出量は2019年以降48%増加している。同社はこの急増の主な理由として「データセンターのエネルギー消費とサプライチェーン(供給網)の排出量の増加」を挙げている。 グーグルが主力製品に人工知能(AI)の組み込みを急ぐなか、AIシステムを稼働させる大量の強力なコンピューティング機器がひしめくデータセンターでは、データを処理し、それらのコンピューターが発する熱を管理するために大量のエネルギーを消費している。 グーグルは30年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ」を達成するという同社の目標を「極めて野心的」と呼ぶ。この公約
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