前回のおさらいと今回の内容 前回の記事「Scalaのパッケージ、アクセス修飾子、オブジェクト継承」では、オブジェクト指向言語ではとても重要な機能であるクラスの継承と、Scalaのパッケージについて紹介しました。今回は、Scalaのオブジェクト指向を構成するもう1つの重要な機能、「トレイト」を紹介します。 なお、本記事ではオブジェクト指向自体やクラスやインターフェイス、継承の概念、それらに関連した基本的な事柄について詳細な説明は行いません。 オブジェクト指向の基礎やインターフェイスについて確認したい方は、以下の記事をご覧ください。 第1回記事では、Scala標準のREPLとScala IDEで動作を確認してみました。今後本記事のサンプルコードは、どちらで確認しても問題はありませんが、対話的に実行でき、1文ごとにコードの結果が分かって便利なので、基本的にはREPLを用いて説明していきます。 S
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