世界最軽量「手のひらサイズ580g」医療用ガンマ線可視化カメラを開発 世界初・生体マウスのマルチアングル撮影、多色高精度3D画像を短時間で撮影可能に 早稲田大学理工学術院の片岡淳(かたおかじゅん)教授らの研究チームは、大阪大学、量子科学技術研究開発機構、浜松ホトニクス株式会社と共同で、ガンマ線を可視化する世界最軽量の小型カメラ(重量580グラム)を開発しました。さらにこのカメラを用いて、3種の異なる放射性薬剤を投与した生体マウスの3D同時分子イメージングにも世界で初めて成功しました。 レントゲン撮影に代表される放射線イメージングは、一般に2次元静止画を基本とし、エネルギー情報を持ちません。また、癌(ガン)やアルツハイマー病の早期発見に有用なPET(陽電子断層撮影)も511キロ電子ボルト(keV) のガンマ線を対象とし、画像は白黒です。そこで、任意のエネルギーのガンマ線を手軽に可視化すること
5年生存率5%程度の膵臓がん 九州大学は5月16日、膵臓がん幹細胞の機能を阻害する化合物を発見したと発表した。これは、緑茶カテキンの一種である(−)-Epigallocatechin-3-O-gallate(EGCG)の化合物「No.19」というもの。研究は、同大大学院農学研究院の立花宏文主幹教授らの研究グループが、東京工業大学田中浩士准教授の研究グループと共同で行った。研究成果は、国際学術雑誌「Scientific Reports」に5月15日付けでオンライン掲載されている。 画像はリリースより 膵臓がんは治療が大変困難ながんとして知られており、5年生存率はわずか5%程度と非常に低いのが現状だ。がんの予後不良の原因として転移と再発が挙げられるが、それには、がん幹細胞が重要な役割を担っていると考えられている。がん幹細胞は、抗がん剤に強い耐性を持つ。そのため、既存の治療薬ではこのがん幹細胞が
仏パリ市内フランス血液機構血液収集センターに並ぶ検査用の試験管(2012年7月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/MARION BERARD 【5月18日 AFP】幹細胞を誘導して血液細胞に変える手法を開発したとする研究論文2件が17日、発表された。白血病を含む血液の病気の新しい治療法につながる可能性があるとされ、大きな節目となった。 英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文によると、各研究チームはマウスと、マウスの骨髄に移植したヒト幹細胞をそれぞれ用いた実験で新たな技術を実証した。これらの手法は、あらゆる種類の血液細胞を生成する可能性を持つ。 1本の研究論文の筆頭執筆者で、米ボストン子ども病院(Boston Children's Hospital)の杉村竜一(Ryohichi Sugimura)博士は「この手法により、遺伝性の血液疾患の患者から細胞を採取して遺伝子編集技術で遺伝
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く