デッドライン I/O スケジューラーは、要求に対して保証された待ち時間の提供を試みます。待ち時間の測定は、要求が I/O スケジューラーに到達してからしか開始されないことに留意してください (アプリケーションは要求記述子が解放されるのを待ちながらスリープになる場合があるので、これは重要な区別です)。デフォルトでは、書き込みよりも読み取りが優先されます。これは、アプリケーションが読み取り I/O をブロックする可能性の方が高いからです。 デッドラインは、I/O をバッチで送ります。バッチは、LBA で昇順となっている読み取りもしくは書き込み I/O の連続です。各バッチの処理後に、I/O スケジューラーは書き込み要求が長時間にわたってリソース不足になっていたかどうかをチェックし、読み取りもしくは書き込みの新たなバッチを開始するかどうかを決定します。要求の FIFO リストは各バッチの開始時に