東京都内では桜が見ごろを迎えた。この週末、花見を兼ねた飲み会に繰り出す人も少なくないだろう。しかし、車座での宴会ともなると、気になってくるのが、ベルトの上に乗った見事なお腹回りだ。 「肥満」は見た目にも気になるだけでなく、糖尿病や高血圧、高脂血症といった生活習慣病にかかる危険性を高めることが知られている(参考記事:リンゴ型肥満とメタボリックシンドローム)。とはいえ、ちょっとお腹回りが気になる、会社の健診で血糖値やコレステロール値が高めだと指摘された――という程度で「やせよう」と一念発起する人は少ないのが現実ではないだろうか。 しかし、自己流のダイエットは、栄養が偏りがちだったり、良かれと思ってしたことが裏目に出てしまうこともある。そこでお勧めの方法が、医師の指導に基づく「フォーミュラー食ダイエット」だ。 フォーミュラー食とは、カロリーを最低限に抑えた上で、生命維持に必要なタンパク質、