人気のAndroidアプリ30種類を抽出してモニタリングを行った結果、その半数がユーザーの許可なしに端末や個人を識別できるデータをインターネット上のサーバに送信しているなど、セキュリティ上のリスクを抱えている可能性が指摘されている。 これは米デューク大学、米ペンシルバニア州立大学、Intel Labsが共同で行った調査結果で、調査方法の詳細を記した論文が公開されている(PDFファイル)ほか、10月6日にカナダのバンクーバーで開催されるOSDI(Operating Systems Design and Implementation)のUSENIX Symposiumにおいて、ペンシルバニア州立大学のWilliam Enck氏が講演を行う予定になっている。 調査方法はAndroid Marketなどでカテゴリ別ランキング上位に登場する人気アプリ30種類を抽出し、「TaintDroid」と呼ばれ