福島第一原発事故の事態収拾の見通しがいまだはっきりしない情勢の下、4月10日に東京では少なくとも2カ所で反原発デモが行われた。一つは芝公園、もう一つは高円寺で。私はこれら2つの集会に駆け足で参加してきた。 芝公園の集会の主旨は、静岡の浜岡原発を停止しようという呼びかけだった。浜岡原発は東海地震の想定震源域にあり、津波への備えも万全とは言えない。もし福島第一のような事故が起きれば、大量の放射能が西風に乗って神奈川・東京方面にやってくることになる。日本の GDP の多くの部分を生産する東京・神奈川が壊滅的被害を受ければ、文字通り日本という国が存亡の危機に立たされるだろう。 芝公園では、古株の市民団体や労働組合の旗が目立った。より伝統的な左翼的集会という印象だった。チェルノブイリの被災者に対して、20年以上支援を続けている市民団体もあって、こういう地に足のついた活動は偉いなと素直に思う。ただ、私
アメリカでは、見知らぬ人の人間性は主に どのくらいお金持ち(に見える)かで評価される。 アメリカには人種差別の歴史があるため、差別よりお金で人を 評価した方が公平だろう、という考え方が根底にあるのだろう。 だからアメリカ人は自分がお金持ちに見えるようにお金を使いまくる。 お金さえあれば、キャデラックのSUVを買い、 あるいは、もっとスマートに見せたければBMWを買う。 それが難しければプリウスを買って 「私は、お金より環境を大事にしているんです。」 とアピールするのが正しい戦略だ。 また、家が大きいので物が少ないと寂しい感じになるという事もある。 アンケート調査によればガラクタをたくさん買うのが趣味、 というアメリカ人は全人口の63%もいるそうだ(*1)。 そんなわけで、アメリカ人にお金を使わせるのは比較的簡単に見えるが、 それでも企業は季節ごとにあの手、この手で物を買わせようとする。 3
ニューヨーク・タイムズのThe Opinion Pageに、作家 村上龍の寄稿文が掲載された。これを読んだタイムアウト東京のエディトリアル・ディレクター、ジョン・ウィルクスは、「とても誠実な文章だと思う。災害について行き過ぎた大げさな報道をしているイギリスのメディアでは見られなかった内容だ。今すぐ彼をハグしたい気持ちだ。」と共感とリスペクトを表した。タイムアウト東京には、ツィッターを通じて、外国人フォロワーから、「涙しました」、「これこそ、今読むべき記事だ」などのメッセージが寄せられている。 震災の後、ネットやツイッターを通じてメディアや個人の発信する様々な情報が錯綜している。多くの人々が、何を信じていいのか、何が真実なのかという不安とこれからの将来への不安に心を悩ませているようだ。村上龍のこの寄稿文は、そういった人たちに安堵と希望をあたえてくれるに違いない。タイムアウト東京では、この素晴
産経新聞記事「原乳の放射性物質、基準値下回る 福島」 (http://ux.nu/JnbKRi ) において、「県内10の乳業メーカーなどが、他の市町村産と混ぜた後の原乳で測定した。」という表記があるが、これはどういうことなのか。 ------------------ 【結論】、実際の生産過程のプロセスに即した方法 (ある工場の入荷先になっている複数の原乳を、その工場で処理して検査) で検査したもの。入荷先が複数であるわけだから、混ぜられるのは当然で、その結果として基準値未満であれば、「少なくとも消費者に出荷される最終製品としては安全」である。 詳しくは、下の方にある農水省の原田氏のツイートをご覧ください。 ------------------ 続きを読む
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