意外と気付かれていない?マーケティングに対する誤解 Webマーケティング、モバイルマーケティングなど、マーケティングといえば、様々なチャネルを使って、消費者に対して物を売るための手法と捉えられることが多いかと思う。しかし、本来的なマーケティングとは、営業を行わなくても製品・サービスが売れる状態を作ることを意味している。多くの企業では、この部分が理解されていないため、マーケティング部門は組織的にも役割的にも、広報・宣伝活動や、営業部門のサポートを行う部門と位置づけられていることが多く、マーケティング活動というよりは、プロモーション活動を行う部門という側面が強くなっている。 営業を行なわずに製品・サービスを売るためには、消費者が望む製品やサービスを開発し、消費者が望む場所・手段で製品・サービスを提供し、企業と消費者双方が妥当と判断した価格で製品を販売する必要がある。プロモーションはそのような製