40男が、“前からやりたかったこと”に今さら挑戦した結果を紹介! 痛々しさもいとわず、心と体にムチ打ったあげく、散った夢の跡とは……!? 近年、1人あたり年間150万円×5年間と手厚い国の青年就農給付金制度のおかげで、農家に転職する40代が増えている。三室亮介さん(仮名・40歳)は同制度を利用した就農3年目の農家だが、「給付金目当てに安易に選んだことを後悔しています」とボヤく。 「もともと東京でサラリーマンをしていましたが、土いじりが好きで郊外に家庭菜園を借りて、趣味で野菜を育てていたんです」 当時は老後、田舎に移住して農業をしながら暮らしたいとの夢を抱いていたとか。だが、34歳のときに青年就農給付金が創設されると知り、脱サラ就農を決意する。 「嫁もアウトドアが趣味だったこともあり、賛成してくれました。農地は2年間の農業研修の間に知人のツテで手に入れ、一昨年から果物中心の農家として始めまし