「お前らのせいで面接落ちた。どうしてくれるんだ」 怒りの電話が掛かってきたのは、2021年10月上旬のことだった。受けたのは、ある“部屋”を管理する会社のコールセンターだ。 「リズムが崩れてうまくパフォーマンスできなかった」 どういうことか。興奮を収めて話を整理すると、全体像が見えてきた。 クレーム電話の主(以下、A氏)は、転職面接で不合格になってしまったという。そして、その面接を受けた場所が、時間単位で利用できる個室型のワークスペースだった。面接の時間に合わせて予約した都内の1室に向かうと、そこには前の利用者(B氏)がいた(図1)。時間貸しのスペースなので、自分の予約時間まで待つことにした。 問題が起こったのはここから。A氏の利用時間になっても、B氏が部屋から出てこなかったのである。 部屋の扉をノックするA氏。それでも先客のB氏は出てこない。面接の約束時間が迫るA氏は仕方なくコールセンタ
コロナ禍によってリモートワークが浸透し、情報システムを取り巻く環境は大きく変化している。しかし、そうした変化にセキュリティに関するポリシーや業務環境の改善が追いついていない組織も散見される。新たなIT環境に適応したシステム運用がされていないためにセキュリティインシデントが発生した事例もある。そこで、そうしたワークスタイルの変化にあわせて見直すべきセキュリティ対策のポイントや注意点について、株式会社川口設計 代表取締役の川口 洋氏が2021年11月15日から26日に開催したCanon Security Days 2021で解説しました。 コロナ禍で変化したIT環境 サイバーセキュリティへの関心は年々、高まっている。2000年以降の国会会議録で「サイバー」を含む文言が用いられた数を図示すると、その増加傾向は明らかだ(図1)。2000年7月には沖縄でサミット(主要国首脳会議)が開催されたが、その
2020年から2021年にかけて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴うリモートワークの増加や外食を控える動きにより、世界各地でフードデリバリーサービスの需要が増加しました。そんな中、2021年6月から日本にも進出しているフードデリバリーサービスのDoorDashが、「ソフトウェアエンジニアやCEOを含む全従業員に対し、月1回は配達や顧客サポートなどの仕事を行うことを義務づける」と発表し、ホワイトカラーの従業員からは非難の声が上がっています。 Should DoorDash Executives And White-Collar Employees Be Required To Make Food Deliveries To Customers? https://www.forbes.com/sites/jackkelly/2021/12/23/could-doordash-e
電子帳簿保存法が改正され、2022年1月から施行される。当初予定された電子保存の義務化は2年間猶予されたものの、制度全体への理解が不十分で、施行後の混乱は避けられそうもない。 経理や納税手続きのデジタル化を進めるため、書類の電子保存のルールなどを定めた「電子帳簿保存法(電帳法)」が改正され、2022年1月から施行される。当初予定された電子保存の義務化は2年間猶予されたものの、制度全体への理解が不十分で、施行後の混乱は避けられそうもない。改正法はオフィスのデジタル化を後押しするが、生産性の向上につなげるには課題もあり、外部の補完サービスの活用なども必要だ。 改正法は請求書や領収書を電子保存しやすくするためのもので、これまで必要だった税務署への申請などが簡素化される。台紙に貼り付けて経理部へ提出していた紙の領収書は不要となり、スマートフォンで撮影したりスキャンしたりした画像データで保管すればよ
IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > セキュリティ > 新製品・サービス > キヤノンITS、テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」新版、スマホによるPC画面撮影を検知 セキュリティ セキュリティ記事一覧へ [新製品・サービス] キヤノンITS、テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」新版、スマホによるPC画面撮影を検知 2021年12月23日(木)IT Leaders編集部 リスト キヤノンITソリューションズは2021年12月23日、テレワーク支援サービス「テレワークサポーター」の新版を提供開始した。テレワーク時の勤務時間や仕事内容を見える化するクラウドサービスである。新版では、スマートフォンやカメラを検出した場合にPC画面をブラックアウトさせる機能を搭載した。PC画面の撮影を抑止する。価格(税別)は、初期費用が2万円。ライセンス使用料は、最小構成の5ユ
野村総合研究所(NRI)は17日、情報通信とメディアに関連する国内市場について2027年までの動向と規模予測を発表した。工場の実態を把握するためのセンサーや制御システムなどからなる「ファクトリーIoT」の国内市場は21年の6362億円から27年に1兆610億円にまで拡大するとした。工場の生産性を維持しつつ需要の変化に応じて生産量も変動させる、といった用途で導入が進む。法人向けセキュリティー市場
IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > ネットワーク > 新製品・サービス > サーバーワークス、AWS Client VPNによるリモート接続環境構築サービスを提供、容量設計を不要に ネットワーク ネットワーク記事一覧へ [新製品・サービス] サーバーワークス、AWS Client VPNによるリモート接続環境構築サービスを提供、容量設計を不要に 2021年12月16日(木)IT Leaders編集部 リスト サーバーワークスは2021年12月15日、リモート接続環境構築サービス「クラウドVPN構築サービス」を提供開始した。AWS Client VPNを利用する。Amazon Virtual Private Cloud(VPC)上に設置したアクセスポイントを介して、AWSやオンプレミス環境へのリモートアクセスを可能にする。ネットワーク機器の調達や設定作業が不要で、VPN環
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く