ブックマーク / lambamirstan.hatenablog.com (43)

  • 掃除の習慣 - 和尚さんの水飴

    の治療終了とともに私の通院付き添いも終わりましたが、それまで三年間、三週間に一度の通院が習慣化していて、それがなくなってしばらくの間は、ほっとした気分と何となく落ち着かない感覚に囚われました。 が抗がん剤を投与している間、付き添いの家族は待合室で時間を潰すことになるのですが、何度か同じ顔に出会うと、お互いに会釈程度のことはするようになります。その回数が増えると、世間話をするような相手も見つかります。 六十代後半、あるいは七十代に差しかかっていたかもしれません。奥様の治療の付き添いだと言っていたその方と私はそれほど親しくなったわけではなく、ほとんど私が聞き役に回っていただけなのですが、「もっと丁寧に生きるべきだった」というようなことを漏らしていました。 たぶん、実際話していたのはもっと違う表現だったのですが、何度か私の頭でその場面が再生されるうちに、言葉がパラフレーズされて、あたかもそう

    掃除の習慣 - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/11/08
    丁寧な生き方にも人それぞれ違いがあるでしょうね。私は丁寧に時間を使いたいと思います。ダラダラしていると丁寧な暮らしと程遠い気がしますが笑、日々、心地よい時間を持てるといいなと思っています。
  • 老いを楽しむ余裕 - 和尚さんの水飴

    「老化現象」という言葉を耳にすると、以前の私はうんざりして、その話題には触れないように避けていました。 四十代半ばに差しかかり、記憶力や体力に衰えを感じるようになりました。歳とともにこれまで出来ていたことができなくなること、自分の持っている知力や気力が削ぎ落されていくことを自覚するのは、不安を通り越して恐れにも近い感覚です。 同じ頃、老齢の母が年を追うごとに急速に衰えていく様を見るにつけ、想像する自分の行く末を重ね合わせ、不甲斐なく侘しい思いにさせられました。 そんな私が、“老い”を嘆き悲しむものではなく、受け入れて楽しむものと思えるようになったのは、ここ数年のことです。 平均寿命と言われる年数の約三分の二を経過したところで、もう後がないと考えるのか、まだ楽しめる時間が“三分の一も”残っていると捉えるのか ― 要は自分の気持ち次第なのです。 あれができなくなった、これができなくなった、と落

    老いを楽しむ余裕 - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/09/12
    老いを受け入れて、今を楽しんだ方がいいに決まってる!と思いますが、老化で傷んだり出来なくなったりするとしゅんとなります。それも受け入れないとですね。限りある命、楽しんで生きたいですね^ ^
  • 残された気がかり - 和尚さんの水飴

    在宅勤務では気になりませんが、出社して一日職場にいると、同僚の仕事ぶりにどうしても目が行く時があります。 私がこの職場にいるのもあと四か月。もう、先のことを見据えて仕事の段取りに頭を悩ませる必要はないのですが、“最後のご奉公”として、役に立てそうなことを考えながら働いています。 今、気になっていることが二つあって、ひとつは今年入社した新入社員の育成です。入社して半年近く、私が見ている限り、上司から振られた雑用をこなしているだけで、業務に必要な知識を体系的に勉強するような指示や、目標となる主業務を任されている様子はありません。 課長は、中堅社員が退社したことで自分の仕事が増え、新入社員の育成まで気が回っていません。そもそも、実務にはあまり関心がないようなので、新入社員への仕事は丸投げ。出来栄えに対してのフィードバックがないことを新入社員から聞かされました。 私は課長から指示されたわけではあり

    残された気がかり - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/09/02
    人の気持ちは理解できないことも多いので対応には気が張りますね。言われたことしかしないのも周りに毒を吐くのも、どちらも身を守る手段なのでしょうか。頼れる人の存在が必要なのかもしれませんね。
  • 家族旅行2024夏 - 和尚さんの水飴

    家族四人、お盆の前後約一週間の夏休みを取ることにしていたものの、特に予定を立てていたわけではありませんでした。 が不意にワイキキのビーチを見に行ってみたいと言い出したのは夏休みの二週間前。あまりにも唐突な提案に、「常磐のスパリゾートはお嫌いか?」と尋ねた私でしたが、こういう時のは簡単に引き下がらないことは分かっていました。 が後ろで見張る中、ダメ元でフライトやホテルの空き状況を調べると予約可能。娘たちに断りなく、その場で家族旅行の手配とESTAの申請を完了させました。 その夜、下の娘は、引っ越し荷物がまだ片付いていないと文句を言いつつも家に帰ってきて、女子三人で夜遅くまで旅行のスケジュールを練っているようでした。 私はその週に半休を取って国際免許証を取りに行きました。以前の私なら、こんな“思い立ったが吉日”的な旅行は反対したはずですが、今は、の突飛な行動に対して呆れる気持ちよりも一

    家族旅行2024夏 - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/08/25
    奥様のリクエストにすぐ応えて準備されるなんて素敵です。ご家族皆さん喜ばれたでしょう。いい思い出になりましたね。
  • 娘の独り暮らし - 和尚さんの水飴

    下の娘が来月から独り暮らしをすることとなりました。 私と娘の通勤時間はほぼ同じで、片道一時間少々。在宅勤務に慣れてしまった私は、通勤を面倒と思うようになりましたが、私の一世代上の先輩方の中には片道二時間超の通勤を定年まで続けた猛者(?)もいました。それを考えれば、一時間程度の通勤は許容範囲内です。 しかし、娘は職場から家までの移動時間を減らして、資格取得のための勉強時間を増やしたいと言います。表向きは立派な理由をつけていますが、実のところ、この一年間、娘が飲み会の帰りに電車で寝過ごして、他県から大枚を叩いてタクシーで帰宅したことが何度か(何度も?)あったことを私は知っています。 独り暮らしの当の理由はともあれ、娘としては職場の近くに引っ越すことがプライベートの時間を確保するのに最善と考えたのでしょう。それでいいのだと思います。 は娘の家探しに関わりたい気持ちが満々でしたが、私が止めまし

    娘の独り暮らし - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/07/24
    親とは。。。そういうものなのですよね。自分が子の立場であったら、母の余計なおせっかいだと思っていたことも、母になるとそれは娘を案じてだったことを知ります。私も今、娘との付き合い方を模索中です。
  • 第二ラウンド - 和尚さんの水飴

    が乳がんの摘出手術を受けたのは三年あまり前のことでした。それから先月まで放射線治療や抗がん剤の投与を続けてきましたが、主治医の先生から治療の終了が伝えられました。 抗がん剤の副作用との闘いはおしまいです。手術で取り除けなかった患部は、治療で消えることも広がることもなく、がんの転移もありませんでした。これからは半年に一度の血液検査と主治医の先生との問診を続けていくこととなります。 に寄り添うことしかできなかった私は、治療終了を悪くは受け止めていません。言い方は良くないかも知れませんが、「気が済んだ」という表現が一番近いかもしれません。寛解とはならずとも、手術と治療によってひとまず危機は脱しました。少なくとも今日明日を心配しながら生きていく必要はありません。 には自分のやりたいことを誰にも気兼ねせずに叶えてもらいたい、そのために私は彼女を支えていきたいと考えます。 はリハビリ勤務で仕事

    第二ラウンド - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/07/11
    抗がん剤の副作用は辛いものですから、3年間もお疲れ様でした。私もガンと共存しながら、今やりたいことをしていけたら、それがいちばんだと思っています。命ある限り、楽しみましょう。
  • 目標不在 - 和尚さんの水飴

    新入社員 来週から私の部署に新入社員が配属になります。通常、新入社員に仕事を教えるのはすぐ上の先輩社員と相場は決まっていますが、我が部の場合、三十代半ばの中堅社員が“すぐ上”の先輩、対する新人は女性とあって、部長や課長が心配しているという話が漏れ伝わってきました。それを耳にした“先輩社員”は、自分が信用されていないことにひどく落ち込んでいるという話も漏れ伝わってきました。 せっかく欠員の補充ができたにも拘わらず、いざ受け入れる段になって及び腰になるのは、滑稽を通り越して呆れてしまいます。 指導役となるはずの中堅社員は、セクハラやパワハラとも無縁の、生真面目で冷静で ― いずれにせよ、何か問題を起こすような人間ではないのですが、部課長が心配し始めれば、当の人も心穏やかではいられないのでしょう。 久しく若手の人材を受け入れることのなかった部署なので、そんなちょっとした混乱も仕方のないこととは

    目標不在 - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/04/19
    確かに先輩の存在は大きかったです。良くも悪くもですが。目指したい先輩がいると自分の目標になってました。私自身歳を重ねそんな保育士だったかどうか分かりませんが。今の時代は目標不在になりやすい環境なのかな
  • 通院の付き添い - 和尚さんの水飴

    三週間に一度、は抗がん剤の投与を受けています。倦怠感や吐き気、発熱やお腹の不調、それらがようやく治まる頃に次の通院日がやってきます。 そんな繰り返しは、そばで見ている私にとってもつらいものでしたが、今は比較的副作用の軽い薬になり、以前に比べるとの体への負担も和らいでいるように見受けられます。 だからと言って、定期的な通院が憂なものであることに変わりはありませんが、も私もそれを日常の生活に溶け込ませて、受け入れたふりができるようになりました。そして、副作用が鎮まって体調が快復するつかの間に、好きなものをべたり小旅行をしたりと、ささやかな楽しみを見出すようになりました。 は当初、通院付き添いのために私が会社を休むことを快く思っていませんでした。私に「普通にしてくれていればいい」とが発した「普通」に私は引っかかりました。 風邪気味のを置いて出張に出かけたこと。休日の約束を仕事です

    通院の付き添い - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/02/01
    一緒に行ってくれるのは奥様にとって心強いことだと思います。抗がん剤投与中はいろんなことを考えておられると思うから。奥様本当によく頑張っておられますね。体調の良い時に『楽しむ』ことは希望になると思います
  • 娘のホームシック - 和尚さんの水飴

    無駄遣いは授業料 私たちの娘二人には、就職してからある程度の生活費を家に入れさせています。それ以外は自分が自由にできるお金です。お金が足りないと不満を口にする娘たちに、は、せめて小遣い帳くらいはつけるように言いますが、娘たちには馬耳東風。 娘たちからすれば、やりたいことに対して給料が追いついてこない状態なのでしょうが、若いうちはそんなものでしょう。 振り返ってみると、結婚する前までの自分自身のお金の使い方は無駄が多いものでしたが、当時の私が自分なりに考えて使ってきたお金は、全て自己投資と信じていました。 娘たちにしても、何年か先になって、今夢中になっているものが色褪せて見えることがあるかもしれませんが、実際にお金を使ってみなければ、自分の心を満たすものとそうでないものは分からない - 後知恵ではありますが、私はそう考えています。若い頃の無駄遣いは授業料なのだと思います。 ひとつ屋根の下で

    娘のホームシック - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/01/25
    電話をしてきた娘さん、よく我慢せずに母親に自分の思いを伝えましたね。甘えではなく、そうすることで不安を解消しているんですよね。そして次に向かっていけるんです。いい親子関係にあるからこそですね!
  • 地震と骨折 - 和尚さんの水飴

    元日の能登半島の地震。近隣県も大きく揺れました。義兄は、地震直後に今は空き家となっている実家の様子を見に車を走らせました。の兄弟姉妹の中で唯一、地元で生活してきた義兄が実家を相続してこれまで手入れを続けてきています。 義兄は実家の管理の他に先祖代々の墓の“墓守”にもなっています。私の北海道移住した二番目の義兄は、兄の姿をやや冷めた感じで見ている風ですが、地元に残って親の遺志に応えている義兄を私は立派だと思っています。 築五十年の家は、途中何度か改築や修繕を行なっているものの、味わいのある古民家風の佇まいを残していて、義母亡き後も何度か身内の集まりの場となっていました。兄弟姉妹のそれぞれの家族も含めた集まりは途絶えてしまいましたが、義兄は、いつでも身内が集まれる場所を用意してくれているのかもしれません。 そんな義兄ですが、実家の様子見の際に部屋の段差に躓き足の甲を骨折してしまいました

    地震と骨折 - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/01/12
    ご実家の方は大丈夫だったのですか?守っていくというのはなかなかできるものではありませんよね。骨折は治るまでに時間がかかりますし、早く回復されますように。。
  • 親の愚痴と子どもの愚痴(3) - 和尚さんの水飴

    親の期待 今まで義姉の口から吐かれた言葉をつなぎ合わせると、連れ合いと結婚して、三十歳前までに一男一女を儲け、自分は専業主婦としてパートで家計を助けながら子育てもこなしてきた - というのが自負なのでしょう。 結婚して子供を産み育てる - 義姉としてはそれが自然な“営み”であって、自分の子供たちもそうするのが自然だと考えていたのだと思います。 しかし、義姉の視点からすれば、子どもたちは“残念ながら”自分の期待とは違う人生を歩んでいます。甥と姪が二十代の頃には、身内が集まるたびに、孫の顔を早く見せてくれと冗談めかして言う義姉でしたが、やがてその顔から笑顔は消え、溜め息が混じり、そして、甥も姪も身内の集まりに顔を見せなくなりました。 義姉の子供たちへの勝手な期待は、懇願を経て失望に変わりました。 親が子どもに抱く期待とは何なのでしょうか。親自身が今の自分を幸せだと感じ、あるいは幸せだと信じ込ん

    親の愚痴と子どもの愚痴(3) - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2024/01/08
    子どもは親の所有物ではなく思い通りにいくと思い込んでいるのも間違っていると思います。考え方はみんな違って当たり前で、それぞれが自分の人生を歩んでいけたら、それで万々歳なんですけどね。
  • 短い家族旅行 - 和尚さんの水飴

    仕事納め 年内の仕事が片付いたので、二十八日の仕事納めの日は有給休暇を取りました。上司からは、納会の参加者が少ないので顔を出してくれないかと頼まれましたが、それを丁重に断って、と二人、家でのんびりと家族の納会を行ないました。 今年は、コロナ禍の影響でしばらく中止となっていた納会が復活しましたが、ふたを開けてみれば、若手社員はほとんど参加していない模様です。かつて若手社員の数が多かった時代ならいざ知らず、最終勤務日に酒盛りの買い出し要員になることが分かっていて、喜んで出社する者などいるはずもありません。 忘年会も納会も、これからは会社行事ではなく、気の置けない者同士の楽しみになっていくのかもしれません。 家族旅行 仕事納めの翌日から一泊二日の短い家族旅行に出かけました。当初はゆっくりと温泉を楽しむだけの旅行にするつもりでしたが、目と鼻の先の「ぶどうの丘」でワインのテイスティングが出来ると知

    短い家族旅行 - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2023/12/31
    今年もいろんなお話をお聞かせいただいてありがとうございました。また来年もよろしくお願いします。
  • 家族との時間 - 和尚さんの水飴

    今年も残すところ二週間となりました。 過去の記事でも何度か触れましたが、歳を重ねると時間があっという間に過ぎていくように感じます。一昨年よりも昨年、昨年よりも今年、一年はより短くなり、より愛おしくなりました。 過去には、年末年始を出張先で独り過ごしたこともありました。大晦日の夜まで自室で仕事をしていて、娘たちに泣いて怒られたこともありました。 あの頃の私にとって年末年始の家族とのひと時は、“来年やり直しのできるもの”だったのです。家族との時間はいつでも取り戻せると思って ‐ それを言い訳に、私は目の前の仕事をこなすことしか考えていませんでした。 年末年始の休みだけではありません。娘たちの誕生日、学芸会や運動会。これまで仕事を理由に後回しにしたことだらけです。やり直しがきかないことなど分かっていたはずです。分かっていることから私は目を背けて続けていました。 父親のいない夜や休日をと娘たちが

    家族との時間 - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2023/12/19
    やり直しができることはそう多くはないですよね。過去を悔やむこともできないですから、「今」この時間を大切にしていきたいと私も思います。
  • 食生活の見直し - 和尚さんの水飴

    人間ドック 先々月に受けた人間ドックの結果が送られてきました。数値は全て正常の範囲。体重はこの三年間で約十キロ減りました。体重減に伴って、経過観察となっていた高尿酸血症からも今回“卒業”できたので、私の体は数値だけ見れば健康体だと言えそうです。 の闘病開始を機に毎日の事メニューや生活の見直しを行なったのですが、私自身の体質改善にも良い効果をもたらすとは想定外でした。 生活の見直し 事メニューの見直しは、の通院している病院の栄養士さんによる指導が基になっています。当時の我が家の生活を栄養士さんに大まかに伝えたところ、揚げ物はほとんど作らず、事全般として薄味傾向なのでその点は問題無いと言われましたが、指摘されたのは野菜不足でした。 栄養士さんからは、事のバランスが大切だと繰り返し言われました。巷の情報としての「がん患者が避けるべきべ物」というのは必ずしも根拠が明確なものでは

    食生活の見直し - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2023/12/16
    見直し改善、素晴らしいなあ。体もココロも食べるものでできていますもんね。私も野菜を摂るようにしています。そしてお楽しみのスイーツも食べます。バランスよくストレスにならないように食べたいですね。
  • 家事負担の難しさ - 和尚さんの水飴

    家事負担の難しさ 一昨年、が手術を受ける際に約二か月間介護休業を取得しましたが、その時に、仕事をそのまま続けながら家事代行や介護のサービスを利用することも考えました。 介護休業の間は会社からの給与は停止され、雇用保険から介護給付金の支給を受けることになりますが、給与相当額が満額もらえるわけではありません。 働き方を変えずにの介護や家事も滞りなく行なう方法を模索しましたが、私が介護休業を取ることに決めたのは、損得勘定ではなく自分がどうしたいのかを考えた結果でした。 手術前の約半年間、は抗がん剤の投与を行なっていたため、すでにその時から私と娘二人で家事を分担しながら進めようとしていました。 しかし、“当番制”は負担を公平に分かち合えるとの期待に反して、親子の間がギスギスするようになりました。それぞれが仕事や学業を抱えている中で、今日は家事に専念する日、今日は仕事に、あるいは勉強に専念する

    家事負担の難しさ - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2023/12/07
    そんなふうに思っておられることは奥様もとても嬉しいと思います。自分がその立場にならないと気付かないことって誰にでもあると思いますよ。気づいた今、実行しておられる電子レンジャーさんを尊敬します(^^)
  • 他人目線の幸せ - 和尚さんの水飴

    金の切れ目が縁の切れ目 ホストクラブをめぐり、刃傷沙汰や多額の借金を負わされる女性の続出に端を発して、政府がホスト規制に乗り出すというニュースを読みました。 お気に入りのホストの売り上げに貢献するために体を売ったり、犯罪に手を染めたりする女性が増えれば、何らかの対策が必要とは思います。ただ、借金の返済に税金を投じる可能性ありなどと聞くと、私としてはモヤモヤ感を払拭することができません。昔から水商売の女性に貢いで身を亡ぼす男性はいましたが、税金で救済しようとする動きはなかったと思います。 人の気持ちを利用してお金儲けをする方が悪いに決まっているという考えもあるのでしょうが、満足感や自己肯定感を得るために人が承知で支払ったお金なら、その“つけ”は自己の責任でなんとかする以外ないのではないかと感じました。 他人目線の幸せ 誰かから褒めてもらえば悪い気はしないものですが、承認されることが欲求に変

    他人目線の幸せ - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2023/11/25
    他人の目を気にして頑張りすぎていた時代を思い出します。承認欲求というか。周りに認められたくて仕事していたのでは?と思うんです。今は自分で自分をそれでいいんやよと認めることが以前よりできている気がします
  • 娘の転職 - 和尚さんの水飴

    娘の転職 上の娘が来年一月に転職することになりました。希望していた会社から内定通知書を受け取ったのは三連休の前日、最終面接を受けた直後のことでした。 昨年の今頃、娘は塞ぎ込むことが多くなり、心配性のは気が気でない状態でした。 lambamirstan.hatenablog.com そんな娘でしたが、ここ数か月の間は吹っ切れた様子でした。私が“壁”を乗り越えたのだと勘違いしている間に、娘は現在の職場に見切りをつけて独り転職活動を始めていたのでした。 娘が転職することを私に打ち明けたのは一か月前のこと。すでに希望する会社は四社に絞り込まれ、それぞれの会社で最終面接一歩手前まで駒を進めていました。 娘の「転職宣言」は私にとって意外なものでした。独立心旺盛な下の娘に対して依頼心の強い上の娘。転職を考えるにしても自分で動き出すことはない。まずはか私に相談を持ち掛けてくるもの思っていました。私は娘

    娘の転職 - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2023/11/07
    娘さんが転職を自分で決めて行動していたこと、奥様にとってもとてもうれしいことだったでしょう。娘さんふたりの作戦も微笑ましいですね。自分の力が発揮できて、いい仲間に恵まれた会社に決まりますように。
  • 十一月の夏日 - 和尚さんの水飴

    秋刀魚と鰤 ここ数年、秋刀魚が高級魚になってしまって、口にすることがなくなりました。今年は、スーパーに出回っている秋刀魚もだいぶ手頃な値段になりましたが、それでも値段の割りに身が細くて、まだ様子見です。代わりに我が家の卓によく登場するのは鰤になりました。 鰤はそのまま塩焼きにして大根おろしでべるのも良し、照り焼きにしても良しと、私にとっては飽きない材ですが、や娘たちは鰤の“臭み”が苦手のようだったので、調理の際に血合いを丁寧に取り除き、振り塩をして水分をふき取ると格段にべやすくなることを学びました。これからの季節は鰤大根もお勧めです。 暦は十一月に変わりましたが、冬の料理の出番はまだ少し先のようです。例年ならもう何回か鍋料理をしていてもおかしくない時期ですが、今年はまだ鍋が恋しくなるほどに気温が下がりません。いつも一緒に買い物に行く下の娘に水を向けても「まだいい」とそっけない返事

    十一月の夏日 - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2023/11/03
    気恥ずかしくなんていいですよ。すごく温かい時間を過ごせそうですね。奥様にとっても嬉しいイベントですね。甘いものをいただくというところも家族みんなで過ごせるというところも羨ましいです。楽しんでくださいね
  • 必要な分だけ - 和尚さんの水飴

    電気代の大幅増 九月の終わりに差しかかり、ようやく暑さから解放された感があります。 日々、節約を心がけてはいるものの、この夏の我が家の電気代は大幅に増える結果となりました。六月に電気料金が改定された時からある程度の覚悟はできていましたが、それに追い打ちをかけるかのような酷暑で、昨年以上にエアコンの使用時間が増えてしまったのが原因です。 とは言え、エアコンの使用を控えることで体調不良になってしまっては元も子もありません。健康管理にかかるコストはそれなりに必要なのだと受け入れるしかありません。 電力会社が軒並み過去最高益を達成しても、これが利用者に還元されることは期待できないので、今年の電気代を基準にして家計の見直しも必要になります。 我が家の長期キャッシュフロー表では、結婚以来、実際の物価変動に関わらず毎年のインフレ率を三パーセントと想定していました。長期にわたるデフレの間、“インフレ対応費

    必要な分だけ - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2023/09/30
    素晴らしいです!私も破棄することのないように保存方法を見直したら、効果が出ました。一手間加えるだけで、ひと工夫するだけで、節約にもなるし無駄なく使えますよね。それでもエンゲル係数は高いですが。。(T . T)
  • 老いとの闘いと和解 - 和尚さんの水飴

    老いとの闘い 私が白髪染めを使うようになったのは、三十代後半の頃でした。それから数年の間白髪染めのお世話になりましたが、しばらく毛染めを怠っていたある日、生え際の白髪の量が増えていることに気づいて、我ながら驚いてしまいました。おそらく、会社の同僚はそのことを知っていても気が付かないふりをしてくれていたのだろうと思います。 白髪に限らず、三十代から四十代にかけては、“老いとの闘い”と言うと大袈裟かもしれませんが、私は随分と無駄な抵抗を繰り返していたような気がします。小じわに老眼、中性脂肪に尿酸値と次から次に押し寄せる老化現象の兆候に悪戦苦闘していました。 もっとも、中性脂肪や尿酸値は生活が原因で、老化現象ではないのですが、若い頃には健康診断で引っかからなかった検査項目が基準値を超えるのは歳を取ったせいだと思っていました。 老いとの和解 娘が年頃になってからというもの、私が普段着を買いに出か

    老いとの闘いと和解 - 和尚さんの水飴
    cocorony
    cocorony 2023/09/21
    老いは経年劣化ではなく経年変化ですよね。いい味わい!シミやシワなども全然受け入れるつもりです!ただ、老化によって検査結果が悪いとやっぱり落ち込みます。体を守るためにできることは「今」したいと思います。