■なぜ死亡事故が減ったのか――「頭部外傷」という視点昨日に発表した記事「柔道事故 死亡ゼロが続いていた」が大きな反響を呼んだ。 柔道で重大事故が起きてきたことはすでに知られていても、この数年の「死亡ゼロ」は新鮮に受け止められたようだ。その反響のなかで、「なぜ死亡事故がゼロになったのか知りたい」という意見をたくさん頂戴した。今回はその質問・疑問に答えたいと思う。 結論を先に端的に示すならば、死亡事故が減った最大の理由は、死亡の原因が「頭部外傷」にあることが柔道指導者に認知され、頭部外傷に重点を置いた対策が徹底してとられたことに求められる。 ■「頭部外傷」対策は、ないに等しかった学校柔道での100件を超える死亡事故が明らかになったのは、2009年9月のことである。私がデータを、ウェブサイト「学校リスク研究所」に発表した。そこから見えてきたのは、死亡事故の多くが、柔道固有の動作(投げ技、受け身)
昨日のダイエーの適時開示資料を見ていたところ、皆様にとって馴染みのある店舗が静かに幕を下ろすことが決定したことが開示されておりました。 株式会社マルシェというダイエー子会社ですが、皆様にとっては安物オリエンタル雑貨屋さんの『大中』でご存知の方が多いのではないでしょうか。 資料によると、『マルシェ』ブランド及び『大中』ブランドの両方を展開する株式会社マルシェについては、売上高45億円(同社ウェブ参照)を計上していたものの、前期末において債務超過額66億以上を計上しております。その中で親会社のダイエー自身も86億円の貸付を行ったものの業績の建て直しは困難と判断したとのことです。 その結果、親会社のダイエーは同社に対する債権86億円を債権放棄し、株式会社マルシェについては平成26年8月31日までに全店舗の営業を終了し、平成26年11月30日に解散することが決定したとのことです。現時点では店舗売却
編集しているのは池澤夏樹。小説家であり、翻訳家でもあり、書評家でもあり、娘は声優の池澤春菜、父は小説家の福永武彦。 池澤は2007年から2011年にかけて世界文学全集も個人編集で刊行している。ミーハーなことを言うと、この世界文学全集がめちゃくちゃオシャレだった。作品のセレクトも、装丁も、ミーハー心がくすぐられた。 そして2014年11月から、待望の日本版の刊行! 最初に出たのは池澤夏樹が訳しなおした『古事記』。……やっぱりオシャレ! 刊行記念イベントとして、11月29日に新宿紀伊國屋サザンホールでトークイベントが行われた。登壇者は池澤と、ノーベル文学賞受賞作家である大江健三郎。 日本文学全集の後押しをした「東日本大震災」 池澤「今の時代は『教養』から『消費』へと変わってしまっている。今までと同じ全集を作ってもしょうがない。ポリシーをもってつくったのが世界文学全集です。古典を全部外して、第二
ジョルジュ・メリエスが映画のなかで、特殊撮影によって人類を月に送り出してから、現在まで続くSF映画の系譜のなかで、『インターステラー』は劇映画として、学術的な視点から、宇宙の神秘に最も深く踏み込んだ作品ではないか。 こういうことを言うと、「映画なんかよりもSF小説の方がはるかにすごいし深いところまでやっているぞ」という人も出てくるかもしれない。だがそれは、小説と映画との制作方法の違いから、仕方のないことだと感じる。 映像作品は、描くものを視覚化しなければならず、読者に文章で長く状況や科学的な理論を説明することもできない。なので、複雑な状況を描き、科学的な考証が高いレベルに達するSF映画が稀少になってしまうというのは必然といえる。 実際には、近年のSF映画を引っ張ってきたのは、宇宙物理の学術知識というよりは、SF小説の存在であったといえるだろう。 そのなかで、オリジナル脚本の『インターステラ
まとめ 海外文学が消滅する!? 海外文学の翻訳について、厳しい現状を語る頭木弘樹さん(@kafka_kashiragi)のTweetと海外文学を愛する人たちの嘆きです。 ※その後のやりとりも追加でまとめました。 66203 pv 925 116 users 1167 リンク http://owlman.hateblo.jp/ なぜ海外文学は売れないのか? もうすぐ絶滅するという海外文学について - キリキリソテーにうってつけの日 海外文学が読まれない、売れない、翻訳できない 『絶望名人カフカの人生論』の著者、頭木弘樹さん(@kafka_kashiragi)が「海外文学の翻訳が売れないから、翻訳できなくなってきている」というつぶやきが3000RTを超えた。怖ろしい話を聞いた…。海外文学の翻訳は、初版1500部とか、初版印税ナシが普通になってきているという。増刷はなかなかされないだろうから、初
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