タグ

ブックマーク / www.foocom.net (33)

  • 米の全量全袋検査について、福島県がジャーナリストらと意見交換 | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 福島県産米の全量全袋検査を今後どうするのか? 県と生活ジャーナリストの会、FOOCOMの合同で9月29日夜、意見交換会を開いた。ジャーナリストや企業関係者、生協関係者など50人あまりが参加した。 このテーマについて、FOOCOM.NETでは、県の担当課長のインタビュー等を通じて読者に情報を伝えてきた。 ・なぜ、放射性セシウムは米から検出されないのか?~福島県課長にインタビュー (前編) ・全量全袋検査に年間60億円を費やす意味は~福島県課長にインタビュー(後編) 大胆に整理してしまえば、この問題は次の3項目に集約されるように

    米の全量全袋検査について、福島県がジャーナリストらと意見交換 | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2017/10/20
  • なぜ、放射性セシウムは米から検出されないのか?〜福島県課長にインタビュー (前編)

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 2011年(平成23年)に起きた東日大震災による東京電力福島第1原子力発電所の事故。放射性物質の品への影響が懸念され、福島県は2012年から県産米の「全量全袋検査」をはじめました。玄米30kgを袋に入れてそのまま放射性セシウム濃度を測定し、基準値を超過していないことを確認してから流通させる仕組みを独自に作り上げ、運用してきました。 2015年と16年は、基準値を超過する米は見つかっていません。そして17年6月29日、県議会の常任委員会で担当課長が「将来を見据えた検査の方向性について検討着手する」と表明しました。つまり、全量

    なぜ、放射性セシウムは米から検出されないのか?〜福島県課長にインタビュー (前編)
    cohal
    cohal 2017/08/24
  • 健康食品の体験談広告、厳しい規制へ | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 ●改善しなければ、景品表示法違反のおそれも こんなタイプの広告を、新聞や雑誌などでよく見かける。だれにとってもおなじみだろう。 だが、今後は変わるはずだ。健康品業界にとってはもしかすると、 “危機的”事態かもしれない。消費者庁が7月14に出した「打消し表示に関する実態調査報告書」である。報告書の体裁だが、現状の「体験談広告」はもう許さない、という消費者庁の強い姿勢が示された。 打消し表示とはなにか? 広告宣伝においては、品質や価格などについて「よいものですよ」と強調する表示をするのが普通だ。それが、すべての消費者にどのような

    健康食品の体験談広告、厳しい規制へ | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2017/08/17
  • 子どもには力がある〜Z会の“挑戦”を聞く(3) | FOOCOM.NET

    Z会が中1・中2生向けに2016年3月に開講した通信教育講座「総合」。グラフの読み方や地球温暖化を詳しく解説して科学リテラシーを育てる月もあれば、オリンピックの功罪を検討して社会学的なアプローチを教えたり、表現の自由を考えさせたり、多彩な教育内容となっている。単に受験に打ち勝つテクニックを教えるのではなく、「人を育てる」ことがとても意識されているように思える。Z会の目指すものは…… お話しくださった方:情報誌の編集を担当する安西優子さん、冨田麻美さん、通信教育の教材作成を担当する中谷祐介さん、小澤碧さん、プロモーションを担当する池田節美子さん グラフの読み解き方も教材に 松永 私は仕事柄やっぱり、科学リテラシーを育てる内容に目が向きます。中1生向けの4月は、「じっとグラフを見る」がテーマです。 小澤 「グラフは、誰かが、何かの意図を持って作っている」ということを、子どもの時から意識する、と

    子どもには力がある〜Z会の“挑戦”を聞く(3) | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2016/11/09
  • 科学リテラシーを育てる〜Z会の“挑戦”を聞く(1) | FOOCOM.NET

    今年4月、通信教育で有名な(株)Z会から、取材の依頼が来た。中高生向けの情報誌で、「『科学的』ってどういうこと?」というタイトルで特集を組みたいと考えている。品や健康情報の問題点、情報の受け手側が持っておくべき知識、心がまえなどについて話を聞きたい……。 Z会といえば、教材が難しいことで有名。「東大・京大を目指すならZ会。」と言われている。そのZ会が、受験とはまったく関係ない健康情報について聞きたい? 驚いた。取材を受けた時にもいろいろ驚いた。できあがった情報誌を送ってもらって、仰天した。 たとえば血液型やゲーム脳、超能力などについて、どう考えるか。疑似科学のなにが問題なのか。人が、あやしい科学情報を信じてしまう心理は、どのようなものなのか。とても面白くて考えさせる、真っ向勝負の「読み物」になっていた。 大人相手の情報誌でも、こんなにしっかりした内容のものはたぶんない。なにせ、中高生に「

    科学リテラシーを育てる〜Z会の“挑戦”を聞く(1) | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2016/10/31
  • NHKあさイチ紹介の「イノシシの刺身」、食べてはいけません | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 9月27日朝、NHKの「あさイチ」島特集をぼんやり見ていて、驚いた。島のスペシャリストという写真家が、沖縄県・西表島の「イノシシの刺身」を紹介している。 肉の生はリスクが高い。特に、野生鳥獣の肉の生は極めて危ない。E型肝炎や肺吸虫症などさまざまなリスクがある。すぐに、あさイチのウェブサイトから、問題がある旨を投稿した。twitter(@waki1711)にも書いた。 刺身が紹介されたのは、放送開始後21分あたり。そして、1時間半の番組が終了する直前、「生は危険。訂正してください」という別の方の投稿が紹介され、有働由美子ア

    NHKあさイチ紹介の「イノシシの刺身」、食べてはいけません | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2016/09/28
  • 放射性物質、検査にかかるコストは? | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 福島第一原子力発電所事故後に行われている品の放射性セシウム検査について、斎藤勲さんが「検査の終わり方。いつ、だれが、鈴をつけに行くのか?」というコラムを書いてくださった。 検査は、監視を行い流通しべられる品から、基準値を超えるものを排除し、リスクの低減を図るという意味合いがある。また、大量のデータにより、濃度推移の傾向を把握し、リスク管理の方策に活かす、という役割もある。 さらに、検査を手厚くするために人々に安心感が生まれ、社会的な安定につながる、という精神的な効果も軽視できない。 リスクの低減の科学と精神的な効果、いわ

    放射性物質、検査にかかるコストは? | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2016/09/02
  • 検査の終わり方。いつ、だれが、鈴をつけに行くのか?

    執筆者 斎藤 勲 地方衛生研究所や生協などで40年近く残留農薬等品分析に従事。広く品の残留物質などに関心をもって生活している。 新・斎藤くんの残留農薬分析 斎藤 勲 2016年8月23日 火曜日 キーワード:放射能 農薬 FOOCOMウェブサイトで、白井洋一さんが8月4日のコラムでBSEの健康牛の検査廃止について、松永和紀さんが7月22日のコラムで放射性セシウムの検査について、述べている。その2つのコラムを読んで、常々感じている「検査のやめ方」について考えてみた。 1.8月4日 農との周辺情報/白井洋一:「BSEの検査基準変更 健康牛の検査は廃止するが異常行動はしっかりチェック」について 品安全委員会は、牛海綿状脳症(BSE)国内対策の見直しに係る品健康影響評価(健康なと畜牛のBSE検査の廃止)に関する審議結果(案)について、年7月13日から8月11日までの意見・情報の募集を行

    検査の終わり方。いつ、だれが、鈴をつけに行くのか?
    cohal
    cohal 2016/08/24
  • 5年を経た今、食品から放射性セシウムは検出されていない | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 何度でも、書かねばならない。 もう、国内で生産・販売されている品の多くから、放射性セシウムは検出されていない。 農水省が先月21日、品中の放射セシウム濃度の2011年〜15年度の検査結果について発表した。 ここでまとめられているのは、原子力災害対策部が策定した「検査計画、出荷制限等の品目・区域の設定・解除の考え方」(ガイドライン)に基づいて、対象の17都県が実施した出荷前の農産物等の検査結果だ。事故後、日々の結果は厚労省から公表され、7月19日現在で第990報に及んでいる。農水省が、5年間の推移を整理した。 検査数は、2

    5年を経た今、食品から放射性セシウムは検出されていない | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2016/07/22
  • 水素水 国立健康・栄養研究所の現在の判断は…… | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 欄前回の記事『水素水、「ニセ科学」と切り捨ててはいけないが、エビデンスありとは言い難い』は、大勢の方にお読みいただいた。 週刊誌なども水素水を相次いでとりあげたせいか、一般社団法人「分子状水素臨床工学研究会」という団体が、科学者、メディア、さまざまなところに、抗議文を送っているようだ。天羽優子・山形大准教授が、抗議文を公開したうえで反論している。私のところにも、週刊朝日の記事に出ている「水素水のエビデンスに疑間がある」などのコメントについて、同様の抗議文が配達証明付きで来た。 週刊朝日の取材に対しては、前回記事でとりあげた総

    水素水 国立健康・栄養研究所の現在の判断は…… | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2016/06/17
  • 水素水、「ニセ科学」と切り捨ててはいけないが、エビデンスありとは言い難い | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 水素水が話題です。店頭にはたくさんの製品があり、大手企業も販売。一方で、産経新聞などメディアが異論を呈しています。 美容、ダイエットと何かと話題の「水素水」 かつてブームを巻き起こした「あの水」と同じだった…産経新聞 まぐまぐニュース・まさにエセ科学。怪しい「水素水」に手を出した伊藤園の言い訳 BuzzFeed Japan・過熱する「水素水」ビジネス うっかりニセ科学にだまされないために 産経新聞に対しては、太田成男・日医科大教授が自身のウェブサイトで反論しています。 私は、あまたある製品の科学的根拠はないに等しいと思います

    水素水、「ニセ科学」と切り捨ててはいけないが、エビデンスありとは言い難い | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2016/06/01
  • バランスの良い適量の食事はやっぱり、死亡リスクを大きく下げる | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 「事バランスガイド」を守っているほど、死亡リスクが下がる……。国立がん研究センターなどが中心となり進められている「多目的コホート研究」(JPHCスタディ)の結果が、論文としてまとめられ、プレスリリースも出されました。国内外で報道されています。 国の定めた事バランスガイドが、日の一般の人たちに浸透しているとは言いがたく、どんな内容なのか言えない人も大勢いるであろう現状で、「ガイドを守っている」をどう判断したのだろう? ニュースを聞いた当初は不思議でしたが、論文を読んでわかりました。ガイドを積極的に意識し守っているかどうか、

    バランスの良い適量の食事はやっぱり、死亡リスクを大きく下げる | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2016/03/25
  • 健康食品こそがもっとも不健康……畝山智香子さんの新著を読んだ | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 「健康品」の市場規模は年間2兆円を超えているという。特定保健用品が約6000億円、効き目をパッケージに表示できないものの広告・宣伝等で上手にアピールする「いわゆる健康品」、サプリメントの市場が1兆5000億円だ。品安全委員会の報告書によれば、国民の半数程度が摂っている。 では、その健康増進効果は? 安全性は? 国立医薬品品衛生研究所安全情報部の第三室長を務める畝山智香子さんが1月に出された新刊『「健康品」のことがよくわかる』(日評論社、税込み1728円)には、こう書かれている。「皮肉に聞こえるかもしれませんが、

    健康食品こそがもっとも不健康……畝山智香子さんの新著を読んだ | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2016/01/29
  • 山崎製パン カビさせないもう一つの技術 | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 山崎製パン(株)はもう、臭素酸カリウムを使っていない。このことを私は、欄でも書いたし、雑誌の連載記事などでも書いている。しかし、相変わらず間違った情報が多い。最近ではこれ、である。すかさず、産経新聞の平沢裕子記者が『山崎製パン「添加物バッシング」の真相は? カビにくいのは「無菌製造だから」臭素酸カリウムは残留ゼロ&現在使用せず』という記事を出していた。 記事にもあるとおり、山崎製パンは臭素酸カリウムを2014年2月から使用していない。私は、記事にも登場する山崎製パン中央研究所の山田雄司所長に思い切って尋ねたことがある。同社が

    山崎製パン カビさせないもう一つの技術 | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2015/09/25
  • トランス脂肪酸の議論の前に、リスク評価の基礎データの集積を

    畝山 智香子 2010年3月24日 水曜日 キーワード:メディア 添加物 3月9日付で消費者庁から「トランス脂肪酸の表示に向けた今後の取組について」という発表があり、大臣記者会見をもとにメディアでも報道されたようです。渡辺宏さんのブログに報道各社の見出し比較が掲載されていておもしろかったです。私も、トランス脂肪酸については2008年と09年の2回にわたってFoodScienceで上げていますので特に新しいトピックスがあるわけではないのですが、「トランス脂肪酸の表示に向けた今後の取組について」で意見を求められた経緯がありますので、少し説明したいと思います。 トランス脂肪酸だけではなく、また品に限ったことではありませんが、いろいろな問題にどう対処するかを決める場合には、何のために対策を行い、そのメリットやデメリットはどうかといったことをできるだけ科学的根拠に基づいて判断することが望まれます。

    トランス脂肪酸の議論の前に、リスク評価の基礎データの集積を
    cohal
    cohal 2015/06/24
  • 福島の動物たちのその後 ツバメの白斑、牛の全頭検査

    執筆者 白井 洋一 1955年生まれ。信州大学農学部修士課程修了後、害虫防除や遺伝子組換え作物の環境影響評価に従事。2011年退職し現在フリー 農との周辺情報 白井 洋一 2015年4月29日 水曜日 キーワード:メディア 放射能 重金属 大震災、原発事故から4年と1か月経った4月17日に私の住む茨城県の2つの市でタケノコの出荷制限がようやく解除になった。翌週の4月24日にはさらに茨城県の1市と宮城県の1市でも解除されたが、まだ制限されたままの地域も残っている。イノシシの肉や山菜なども出荷(販売)できない地域は多い。福島県だけでなく周辺県でも原発事故の影響は続いている。 最近はほとんどニュースにならないが、研究者は家畜や野生動物、植物の放射性物質汚染の動向を調査し続けている。特別な予算がつかない中、最初から土日に現地調査を続けてきた人や、3年間の国の予算が切れた後も継続調査を続けている人

    福島の動物たちのその後 ツバメの白斑、牛の全頭検査
    cohal
    cohal 2015/04/30
  • 「安全性が確認できない」トクホ “却下”の製品が、機能性表示食品に | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 消費者庁が4月17日から、「機能性表示品」の製品情報をウェブサイトに出し始めた。最初の公表は8件。見てとにかく驚いた。新制度は、こんなに緩いものなのか! 8件の中でもっとも驚いたのは、株式会社リコムの「蹴脂粒」。このカプセルの機能性関与成分について、品安全委員会の専門調査会は特定保健用品としての審査を行い、「安全性が確認できない」とする評価書案を2月にまとめた。つまり、専門家が安全性に疑義を抱き事実上 “却下”という判断を下した成分が、機能性表示品として登場する。消費者の安全は守られるのか? 事実を整理して伝えよう。

    「安全性が確認できない」トクホ “却下”の製品が、機能性表示食品に | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2015/04/22
  • 無添加パンってなんだ?・・・朝日新聞の妙な記事 | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 朝日新聞に妙な記事が出ました。無添加にこだわり19年 杉並のパン屋が閉店という見出しです。 自家製酵母が自慢のパン店が閉店。添加物を入れたパンで湿疹ができた経験を経て、無添加パンのベーカリーコンサルタントに。国内外に400店近くを開き、さらに19年前に東京・杉並に自分の店をオープン。福島原発事故後は、「原材料の安全性が保てない」と休業し、再開後は原材料の放射性物質の検査をしていたという。店を閉めた後は体調を整え、コンサルタント業を再開する——というのが記事のおおまかな中身です。 変だなあ、と思うことは二つあります。まずは、この

    無添加パンってなんだ?・・・朝日新聞の妙な記事 | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2015/01/09
  • 福島の米の全袋検査、放射性セシウムはほぼ検出されず | FOOCOM.NET

    どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点での課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 2014年産の福島の米の放射性セシウム全量・全袋検査がほぼ終わった。 検査は8月21日からはじまり、12月24日現在、1067万7199点がスクリーニング検査された。その結果は、99.98%にあたる1067万5310点が測定下限値である25Bq/kg未満。25〜50Bq/kgが1855点(0.02%)、51〜75Bq/kgが11点(0.0001%)、75Bq/kgを超える米は出ていない。 これは、素早く効率よく測定して行くスクリーニング検査の結果。このスクリーニングで、100Bq/kgを超える可能性を完全には否定できない、とい

    福島の米の全袋検査、放射性セシウムはほぼ検出されず | FOOCOM.NET
    cohal
    cohal 2014/12/26
  • 消費者委員会・第2回食品WG 佐々木 敏先生の説明に委員が「目からウロコ」

    執筆者 森田 満樹 九州大学農学部卒業後、品会社研究所、業界誌、民間調査会社等を経て、現在はフリーの消費生活コンサルタント、ライター。 品表示・考 森田 満樹 2014年7月10日 木曜日 キーワード:栄養 品表示 トランス脂肪酸の表示について検討を行っている消費者委員会・品ワーキンググループ(WG)。第1回は4月に開催されましたが、科学ベースで議論されたとは言い難いものでした。そして迎えた第2回目が、2014年7月1日に開催されました。 今回は東京大学大学院医学系研究科 佐々木 敏教授からのヒアリングです。前回とは正反対で科学ベースの説明に、消費者委員の中から選出された3名のWG委員からは「目からウロコ」「摂取量が大事だということがわかりました」との意見が出ました。ようやく軌道修正の兆しが出てきたのでしょうか? 佐々木教授の当日資料は「日人におけるトランス脂肪酸摂取量の実態と健

    消費者委員会・第2回食品WG 佐々木 敏先生の説明に委員が「目からウロコ」
    cohal
    cohal 2014/07/11